夏休みも2日目の朝を迎えました!
この日は青春18きっぷ3回目・4回目をできるだけ使っての行程。
新山口駅から長門市駅・仙崎駅、そして日本海側を通って下関方面へ向かいます。お天気は初日と一緒で雲一つない快晴で、最高予想気温は38℃。暑さに負けず、今日も旅を楽しむぞ~
2016 店員の夏休み Part.3
この日の起床は6:00。
まだ眠い目をこすりながら、朝食をしにホテルの最上階にあがると・・・そこには「絶景」がありましたっ!!
朝日にキラリと光る線路が萌えるほどに美しい・・・これを絶景と言わずに何と言うでしょう。なんてステキなホテルに泊まったんだ・・・って、しばし感動。こうして旅の2日目は、最高の朝を迎えました!!
手前から奥まで見える車両基地内に、SLの姿は見ることが出来ませんでしたが、やまぐち号で使っている客車は手前に見え、奥には新山口駅ちかくの名物とも言える、転車台の姿もバッチリ・・・
思わず夢中でシャッターを切ってしまったのは言うまでもありません。
しかし、今日は基本鉄道旅。時間通りに動かねば・・・この絶景を目に焼き付け、食事を早々にすませ、お世話になったホテルをチェックアウトするのでした。
新山口駅へ向かいホームに降りると、ちょうど貨物列車が入ってきました。
撮影後モニターで確認すると、なんとEF66 100番台トップナンバーの101号機!もう、朝から鉄運が凄い!って、鉄道好きじゃないとこの感動、わからないかも知れませんが(汗)
そして、乗車する列車もパチリです。
さて、この日の午前中の予定ですが、まずはこの列車に乗って厚狭駅へ。そこから美祢線で長門市駅まで行ってから、バスで仙崎町にある「金子みすゞ記念館」を目指すというもの。
2両編成、下関行きの列車に乗り込むと、夏休みと思われる方や、お仕事と思われる方、部活の学生さんとかで、列車はそこそこな乗車率。ボックス席には2名づつく、残りのロング座席は全てが埋まる感じで、列車は新山口駅を出発。そして、おおよそ30分で厚狭駅に到着しました。
厚狭に「朝」着いた・・・なんちゃって。
厚狭駅と言えば数年前、今は廃止となった快速・ムーンライト九州に乗った時、実際に「厚狭で「朝」」を迎えたことを思い出しました。懐かしいなぁ・・・ムーンライト九州。当時は博多まで乗り入れれたけど、JR西日本管轄の下関までで、いいから復活してくれないかなぁ・・・夜行列車のメリットである、目的地近くに朝に着くのってはホントに便利ですから。
そんな厚狭駅からは美祢(みね)線に乗り換えます。
美祢線は厚狭から長門市までを結ぶ路線。ホームには可愛らしいラッピングが施された1両の気動車すでにスタンバイ。車内に入ると座席はオールロングシートで、旅を楽しむって意味ではちょっと残念かも。その座席、半分くらいが埋まった状況で列車は出発しました。
出発直後は町の中を走っている美祢線も、わずか数分もすると一気に山間部に突入。私自身、美祢線にはこの日が初乗車だったのですが、この路線はとにかくカーブが多い。そして、カーブのところに木が生い茂り、運転士の方が体を左右に大きく振って、慎重に慎重に運転する姿が印象的でした。
そして、いつのまにやら、こんな珍客の姿も。
えらいもんに飛びついてしまった~って声が聞こえそう。
降りるに降りれない状況の中頑張るバッタさん。触角が風に揺れています。
また、車内には沿線の施設が減免される美祢線利用証明書が備え付けられてました。今から行く、金子みすゞ記念館もこの証明書掲示で350円が200円に。オトクなことに目がない私、ちゃっかり頂きました!
そして、山間部を縫うようにして走った列車は、定刻どおり長門市駅に到着しました。たった1時間程度で瀬戸内側から日本海側に来れるのは、さすが西日本の端っこと言ったところです。
さて、ここからはバスに乗り換えて、JR仙崎駅を目指します。長門市駅から仙崎駅へはJRでひと駅なのですが、その路線は1日数本の超ローカル路線。今からだと3時間後まで列車はないということもあり、数分間隔で運行している路線バスを利用することにしました。
走りだしてすぐ、車窓からは日本海が見えてきました!
まさにコバルトブルー!ものすごくキレイな海にテンションもあがります。このあたりの海は美しいとは聞いていたのですが、本当に素晴らしい!これは「午後からの車窓」に期待が膨らみます。
そんな美しい海を眺めながら走ること数分・・・JR仙崎駅に到着しました。この駅で余分な荷物を預けて、仙崎町散策の開始です。
仙崎は日本の童謡詩人、金子みすゞさんの故郷。
26歳の若さで他界されるまで、500余編もの詩を綴ったとされる作品の一部は、民家やお店の軒先に、このように掲げられていました。見れば有名な詩がたくさんあるので、これらを読みながら想い歩くのも楽しいものですが・・・さすがに暑い。
駅から歩いてわりとすぐ。わき見せずに歩いたら5分以内でしょうか?金子みすゞ資料館に到着しました。ここでは2時間ほどじっくりと拝見させていただきました。
そして・・・この後は、もうお昼ごはん。
仙崎と言えば、おさかなの町!
イカの活き造りを頂き、ゲソの部分は天ぷらで!
まさに絶品でした!
このあとは仙崎駅に戻り、鉄道旅を再開。しばらくすると、色彩豊かな列車が入ってきました。
18切符+指定席券だけで乗車出来る、「半」観光列車、みすゞ潮彩号。
ここから、この列車に乗って山陰本線で下関を目指します。
まだ・・・つづく(汗)
※ 撮影は全て、サイバーショット DSC-RX1RM2で行いました。
究極のコンデジ現る!DSC-RX1RM2 レビュー
今回の旅で使用したカメラ DSC-RX1RM2レビューをホームページにて公開中。
コンデジ界のハイエンド機らしい洗練されたクオリティの高さを作例と共に詳しく紹介しています。
興味のある方はこちらもご確認くださいね。
サイバーショット DSC-RX1RM2 レビュー | |
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