調べたりしてると記事化するのが遅くなっちゃいました!
現地時間9月2日より開催される、世界最大規模の家電ショー「IFA2016」。日本時間の昨日20時ころ、ソニーはプレスカンファレンスを行い、その模様はライブで配信。
この秋・冬に日本でも発売されると思われる、多数の新商品が発表されました。
中でも衝撃を受けたのがウォークマン「NW-WM1Z」。キンキラキンのゴールドボディに輝いたウォークマンの価格は、なんと3,299ユーロ!?1ユーロが約115円(執筆時点)だから 379,385円!!(ZX2の約3倍!)
ものすごいパーツで作られていることは、価格からも安易に推測されるのですが、なんだかもの凄いものが出てきました!もちろん、これは海外での発表なので、日本国内での価格とは異なる可能性もありますが、この秋・冬、世界的にも注目を集める商品であることには間違いなさそうです。
そのほかにも「NW-WM1Z」の下位モデルにあたる「NW-WM1A」(1,299ユーロ)や、70mm径ドライバを採用したフラッグシップヘッドフォン「MDR-Z1R」(2,249ユーロ)に、USB DAC内蔵ハイエンドヘッドフォンアンプ「TA-ZH1ES」(2,099ユーロ)なども発表。また日本国内向けのプレスリリースでは、ウォークマンA20シリーズの後継にあたるA30シリーズの案内もありプロモーション動画もすでに公開されています。
※記事内の価格(ユーロ)は、各情報サイトを参考にさせて頂いております。
- ソニー公式サイト
- IFA 2016出展について「モバイル、オーディオなどの新商品を紹介」
ソニー IFA2016 プレスカンファレンス&プレスリリースまとめ
プレスカンファレンス、そして日本のプレスリリース。わからないなりですが発表された主な新商品をまとめてみました。日本国内で正式に発表された時もまた、詳しくご案内したいと思います。
NW-WM1Z 3,299ユーロ
「NW-WM1Z」は無酸素銅筐体で金メッキを施したシャーシを採用。本体カラーはゴールドで素材感にあふれた雰囲気で、大きさは124.2×72.9×19.9mmで質量は455g。重さだけをみると家の中などでのポータブルサイズ。
メモリー容量は約256GB+microSDカードスロットでメモリー拡張可能なのは、最近のウォークマンらしいところです。
ステレオミニの出力に加え、ウォークマンでは初となる『バランス出力』端子(4.4mm 5極)を搭載しました。つまりはポタアンなしに本体のみでバランス可能。ディスプレイは4型/854×480ドットのタッチパネルを採用しました。
それにしても驚きのプライスですね。でも今は、高価でも高音質を求める時代。買える人が買って、愉しめばイイんです。きっと聴けばそこには感動しかないハズ。
NW-WM1A 1,299ユーロ
色が違うだけで見た目そっくりの「NW-WM1A」と「NW-WM1Z」は『バランス出力』端子に、ディスプレイは4型/854×480ドットと、共通する部分がほとんどで「兄弟機」といえるでしょう。
ただし、筐体や内部バーツなどの素材(WM1Aの筐体はアルミニウム)、本体の質量は大きく異なります。
「NW-WM1A」の大きさと質量は124.2×72.9×19.9mmで267g。「NW-WM1Z」より遥かに軽いので、携帯しやすいとは言えませんが、携帯出来ないことはないサイズ感。例えるなら、現行モデルのフラッグシップ「NW-ZX2」が約235gだから、NW-ZX2よりやや重いくらい。そうイメージして頂けたらわかりやすいかも。
メモリー容量は約128GBと「NW-WM1Z」の半分ながらも、こちらもmicroSDカードスロットでメモリー拡張は可能。価格は日本円換算で149,385円。バランス接続出来る、ZX2の進化版って考えると、価格は妥当と言えるかも知れませんね。
ウォークマン NW-A30シリーズ
NW-A20シリーズの後継にあたると思われるNW-A30シリーズについては、h.ear シリーズ内の動画でイメージ的なものしかないのでスペックはまるで不明。でも、見た感じではタッチパネル方式を採用したようです。もう少し情報が欲しいところです。
MDR-Z1R 2,249ユーロ
「MDR-Z1R」はフラッグシップに位置づけられるヘッドフォン。
70mm径と大型なHDドライバーユニットを採用し、再生周波数帯域は4Hz~120kHz。「NW-WM1A」と「NW-WM1Z」と組み合わせて使ってみたいところです。しかしお値段が・・・
ユーロ価格なので、日本国内ではおそらく、もっと下だと思うのですが果たして。
TA-ZH1ES 2,099ユーロ
TA-ZH1ESは、非常にレベルの高いドライブの能力を備えたヘッドフォンアンプ。USB DAC機能を備え、DSD 22.4MHz、PCMは768kHz/32bitまで対応するとのこと。
バランス出力は、XLR4、4.4mm 5極、ステレオミニ×2。アンバランス出力は、ステレオミニと標準ジャックを搭載。背面側にはUSB-B入力、同軸デジタル、光デジタル、ウォークマン/Xperia向けのUSB端子、アナログライン入力を搭載。
コンパクトながらもマルチなハイグレードヘッドフォンアンプと言った内容となっています。
MDR-1000X
MDR-1000Xはハイレゾ音源に対応(有線接続時)したノイズキャンセリングヘッドフォン。スタイリッシュな外観と、面白そうと思ったのは、装着しながらでも外部の音声が聞き取れる機能。
音楽を聴いていると思わせて実は、隣の会話丸聞こえとか・・・考えれば、ちょっと怖くなってしまいました。
なお、プレスカンファレンスではスマートフォン「Xperia」についても発表されましたが、その内容につきましては割愛させていただきます。
ご興味のある方は、プレスカンファレンスの動画を貼っておきましたので、そちらをご覧いただければと思います。
blog: ソニーな、お店が大阪にあった! 最新記事5件