アメリカ ラスベガスで本日より始まった世界最大規模のエレキショー「CES 2018」。
ソニーから、完全自動運転社会の実現へを目指す車載向けイメージセンサーや、aiboなどの人工知能(AI)×ロボティクスの領域における取り組み、そして新しい商品がいくつか発表されました。
今回発表された新商品は、日本国内では「これから」という状況ですが、どんなものが発表されたのか?私が気になった基準で紹介していきたいと思います。
- ソニー公式サイト(海外)
- A spotlight on Sony at CES 2018)|英文
4K有機ELテレビ ブラビア『A8Fシリーズ』
4K有機ELテレビ ブラビア『A8Fシリーズ』は、昨年発売した『A1シリーズ』に採用した4K高画質プロセッサー「X1 Extreme(エックスワン エクストリーム)」と、画面自体を振動させて音を出力する「アコースティック サーフェス」を搭載。
薄くて目立たず奥行きの短いスタンドを用いることで、場所を選ばず設置しやすいモデルとなっています。
『A8Fシリーズ』発表で4K有機ELテレビ ブラビアは『A1シリーズ』とあわせて2ラインアップ展開。デザインやシーン応じて選べるというのは、ユーザーにとってもメリットが大きそうです。
4K液晶テレビ ブラビア『X900Fシリーズ』
『X900Fシリーズ』は、85インチまでの大型サイズを展開する4K液晶テレビ。「X1 Extreme」を搭載し、新技術「X-Motion Clarity(エックスモーション クラリティー)」を採用。動画応答性能が大幅に改善したとのこと。
次世代の高画質プロセッサー「X1 Ultimate(エックスワン アルティメイト)」
こちらは商品ではありませんが、X1 Extremeに対し約2倍のリアルタイム画像処理能力する、次世代の高画質プロセッサー「X1 Ultimate(エックスワン アルティメイト)」を参考展示したとのこと。
また会場では、「X1 Ultimate」を搭載した8Kディスプレイも参考展示。これは見てみたい!!
サウンドバー『HT-Z9F』&『HT-X9000F』
※写真は「HT-Z9F」
ブラビアに合わせて美しく設置できるスリムなサウンドバー『HT-Z9F』&『HT-X9000F』も発表。
両機種ともにソニーの独自技術により、フロントスピーカーだけで3次元の立体音響を実現する「Vertical Surround Engine(バーティカル サラウンド エンジン)」を搭載。特に『HT-Z9F』は 3.1chのサウンドバーとして世界で初めてドルビーアトモスに対応したのだとか。
またDolby Vision(ドルビービジョン)対応の『A8Fシリーズ』や『X900Fシリーズ』などの組み合わせにより、4K HDRの高画質と最新の音声フォーマットによる全方位からの音に包まれる臨場感を楽しめるとのこと。
これも体感してみたいですね!!
ヘッドセット『WF-SP700N』&『WI-SP600N』
※写真は「WF-SP700N」
『WF-SP700N』は、左右独立型では世界で初めてノイズキャンセリング性能と防滴性能(IPX4)を両立したワイヤレスステレオヘッドセット。
汗や雨を気にすることなく、静寂の中で音楽のビートを感じながら運動に集中でき、アンビエントサウンド(外音取り込み)モードにも対応しました。音楽を楽しみつつ、周りの音を取り込みながらスポーツを。これは注目を集めそうですね。
『WI-SP600N』は、スポーツシーン向けのネックバンド形状のワイヤレスヘッドホンでノイズキャンセリング機能も搭載したモデルです。
なお『WF-SP700N』と『WI-SP600N』は共に、Googleアシスタントに対応予定なんだとか。
どんどん便利になっていきますね!
スマートフォン『Xperia XA2(エクスペリア エックスエーツー)』
Xperiaスマートフォンも2機種も展示。
約5.2インチのフルHDディスプレイと3300mAhのバッテリーを搭載する『Xperia XA2(エクスペリア エックスエーツー)』と、約6.0インチのフルHDディスプレイと3580mAhのバッテリーを搭載する『Xperia XA2 Ultra(エクスペリア エックスエーツー ウルトラ)』の展示も行われました。
両機種は今月末以降、世界の各市場で発売するとのことですが、日本国内は・・・いつ頃になるのでしょうね?
「Life Space UX」4K超短焦点プロジェクター 『LSPX-A1』
壁面に置くだけで最大120インチの4K HDR大画面を壁に投射する映像技術と、「アドバンスドバーティカルドライブテクノロジー」対応のツイーターによって空間全体に音を広げる音響技術を搭載した「Life Space UX」4K超短焦点プロジェクター 『LSPX-A1』も発表されました。
120インチの映像が投影できる壁面・・・こちらはいかにも海外向けって商品ですが、アメリカでは2018年春に発売予定とのこと。
『α6300』に新色・シルバー&新レンズ『SEL18135』
EマウントAPS-C機の中級モデルとして人気「α6300」のシルバーカラーに、APS-C対応ズームレンズ『E 18-135mm F3.5-5.6 OSS(SEL18135)』と、先日海外で発表されたカメラとレンズも参考展示されました。
どちらも日本国内での発表・発売が楽しみです。
以上が「CES 2018」で発表された私基準で気になったソニーの新商品でした。いろいろ見ているとアクティブスピーカーや、RX0用のアクセサリー、写真のみの商品とか、ほかにも色々あります。興味のある方は英字ではありますが、下記リンク先でご覧になってくださいね。
ただ、昨年末に魅力的な商品が大挙発表され、発売してしまったせいか小粒感が・・・まぁ、CESでのソニー商品の発表は年々そんな傾向。そういった意味では、今回もおおよそ予想とおりと言えるかも知れませんね。
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