軽快ながらもしっかり写せる。そんなDSC-RX100M2の魅力にはまりつつある今日この頃。先日、晴れた日に撮影してきた作例を紹介したいと思います。
以前の書いたレビューの時は天候が悪く、青い空が望めなかっただけに新しい裏面照射センサーの良さがイマイチわからなかったのですが、これほどクリアーに写せるとは驚きました。
DSC-RX100M2 1台でこれだけ写せるよ。的な、そんな写真を集めてみました。
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DSC-RX100M2 風景、食事にマクロや星までこれ1台!
DSC-RX100M2は28-100mmのズームレンズを搭載、焦点距離によって開放F値や近接撮影の距離も変るけど、使い方次第で、おおよその写真が撮れるのがわかってきました。
もう重いカメラはさようなら。したくなるほどの良い写りでした。
風景写真
作例 | デスクトップサイズ(長辺1000ピクセル) | 等倍・フルサイズ(長辺5472ピクセル) |
屋外晴天でコンディションに恵まれた感はありますが、このクリアーさにはビックリしました!
裏面CMOSセンサーを搭載しているということで、暗所での撮影に期待がかかる一方、こう言った屋外晴天時の風景写真では、どこか苦手そうな感じがあったからです。
まるで空気感まで伝わるような描写力で、牛さんの鳴き声まで聞こえてきそうです。
料理写真
作例 | デスクトップサイズ(長辺1000ピクセル) | 等倍・フルサイズ(長辺5472ピクセル) |
食事に行ったとき、思わず写真を撮ってしまいたくなるのではないでしょうか?
そんなとき便利なのが、カンタンに露出補正が出来るコンパクトなカメラなのですが、DSC-RX100M2がまさにそれに相当します。
私は基本的に白い皿に用意された料理は+1.0の露出で撮影するようにしているのですが、すると作例のとおり発色良く、とっても美味しそうに写せるんですよね。
RX100M2は操作性もよく、ハイキー、ローキー、露出のプラスマイナスがすぐに変更出来ます。この感覚は一眼感覚。
またDSC-RX100M2のようなコンパクトカメラの良いところは、シャッター音がほぼしない。ということ。
綺麗に記録したいがゆえに、ついつい撮りなおしたくなるのもお料理の写真。
しかし、周りの人の立場になってみれば、シャッター音が何度も聞こえてくると・・・不快に思うこともあるのではないでしょうか?
そんな場合、RX100M2なら音が小さくて安心。
撮影者にしか聞こえないレベルの音なので、何度でも撮りなおしが出来ますね。
※電子シャッター音をOFFに設定してください(工場出荷時はON)
逆光撮影
作例 | デスクトップサイズ(長辺1000ピクセル) | 等倍・フルサイズ(長辺5472ピクセル) |
ドラマチックともいえる印象的なシーンに出会ったとき、カメラがあれば思わず構えてしまいたくなるものです。
この写真は夕方、雨上がり直後に撮影した1枚で、雲と山の表情、それとちらりと顔を覗かせた青空がなんとも印象的でした。
DSC-RX100M2のダイナミックレンジの広さもあって、こんな逆光のシーンでも見たままの印象をこのカメラは難なく記録してくれました。
マクロ撮影
作例 | デスクトップサイズ(長辺1000ピクセル) | 等倍・フルサイズ(長辺5472ピクセル) |
DSC-RX100M2は接写性能はワイド側でもっとも力を発揮し、望遠側での接写はあまり得意ではありません。
いわゆるワイドマクロが優秀となっています。
そのため、画面いっぱいに迫力ある昆虫撮影する場合は、カメラごと近寄る必要があります。
今回撮影した蝶々(で、合っているのかな?)は、密の採取に集中していて、ワイド側とは言えかなり大きく写すことが出来ました。
それにしても、高画素なカメラだけに等倍(100%)でもみるとすごい迫力!毛もすごい!虫さんの苦手な方は等倍表示ご注意ください!(笑い)
星を撮る
作例 | デスクトップサイズ(長辺1000ピクセル) | 等倍・フルサイズ(長辺5472ピクセル) |
私は星を撮ったことなかったのですが、夜空を見上げると北斗七星が綺麗に見えていたので、思いきって撮影してみました。
DSC-RX100M2にはマニュアル露出モードが用意されてるのですが、これがコンパクトカメラにありがちな「なんちゃってマニュアルモード」ではなく、いわゆる一眼並みにかなり細かく設定できるようになっています。
何せ星を撮影したことのない私ですので、撮影はもちろん試行錯誤でした。
その結果 マニュアルフォーカスで、マニュアル露出。ISO6400 SS:15秒 絞りF5.0で撮影したのが上の写真です。
JPEG撮って出しのため、RAWで撮っておくと現像次第では雰囲気のある星空写真に仕上がったのではないでしょうか?
さて、左下がややオレンジがかっているのは街路灯なのですが、それでもISO6400とは思えないほど、ノイズも少なく鮮明に写せているのにビックリ。
それ以上に、目で見えない星がいっぱい見えてこれまたビックリでした。機械ってスゴイ。
もちろん撮影は三脚(ハスキーの大型三脚)にセットして行った訳ですが、セルフタイマー機能(2秒後にレリーズ開始)とチルトモニターが役にたったのは言うまでもありません。
いやはや・・・星撮影は面白かった。これはハマりそうです!
こんな感じでDSC-RX100M2で実際に撮影してものを紹介させて頂いたのですが、いかがでしたでしょうか?
正直なところ私・・・もうここまで写せるなら、重いカメラ本当に要らないかも・・・なんて本気で思ってしまいましたよ。
コントラストAFですので、動きのあるものにピントを合わせるのは苦手なものの、普段の撮影や荷物が嵩張るような旅行の時なら、もうこれで良いかも・・・そう思うほど良く出来たカメラです。
また、星を写せたようにマニュアル露出モード、マニュアルフォーカスで撮影出来るのも、RX100M2の大きなポイント。
普段はオートで十分かも知れませんが、コダワるなら色んなモードを試したいですよね。
最後になりますが、今回はアタッチメントグリップを装着して撮影を行いました。これが実にイイです。
やっぱりあるとないとでは雲泥の差、安定感がケタ違い。初代RX100を始め手軽に装着出来るので、本当にオススメのアクセサリーと言えそうです。
以上、DSC-RX100M2で色々撮影した作例付きのレビューをお届けしました。
拡張性・操作性を高めたRX100シリーズ最新モデルがデビュー!
コンパクトなのに本格派、あの大ヒットモデル DSC-RX100 に操作性の良さと、拡張性を高めた新型サイバーショット DSC-RX100M2がソニーより発表されました!
また1.0型センサーとしては世界初となる裏面照射型COMSセンサーを搭載し、DSC-RX100よりも暗所での撮影に効果を発揮してくれそうです。
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