2018年6月28日の本日、ソニーは以前より今年の夏ころに発売するとアナウンスをしていた「Eマウントのヨンニッパ」、FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」を正式に発表しました。
発表されてまず驚いたのはレンズの重量。
プレスリリースにも書かれているとおり世界最軽量!なんとキヤノンやニコンの同等レンズと比べて「1kg近くも軽い2.895kg」で出てきたと言うことです。
以前、CP+2018の会場にて流れていたカメラマンのテストレポート映像では「凄まじく軽い」と、発言されていたので、カメラ好きの仲間内では、3キロ切ったらかなりスゴイよね。って、話をしていたのですが、本当に3キロを切ってきました!!
このレンズはテレコン(SEL14TC、SEL20TC)にも対応していて、2倍テレコンを装着すると800mmF5.6のレンズとしても扱えるわけですが、そのハチゴローさん仕様になっても「3.1キロ程度」・・・本当に軽い!!
もちろんプロユースのレンズなだけに価格を含め、一般ユーザーが求めるようなものではありませんが、昨今のソニーのカメラ性能にこのレンズの登場とくれば、多くのプロカメラマンからより注目される存在となりそうです。
FE 400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」正式発表!
FE400mm F2.8 GM OSS「SEL400F28GM」
- レンズ構成:17群23枚(蛍石3枚、EDレンズ1枚)ナノARコーティング
- 絞り羽根:11枚
- 最少絞り:F22
- 最短撮影距離:2.70m
- 最大撮影場率:0.16倍
- AF方式:インナーフォーカス
- 全長:359mm
- 重さ:2895グラム
- テレコン(SEL14TC、SEL20TC)対応
- 防塵防滴に配慮した設計
- 手ブレ補正のアルゴリズムを最適化したMODE3を初搭載
- トランクタイプの専用ハードケースを付属
レンズフードの先端には「シナバーカラーの帯」が施され、キャノンの「赤帯」、ニコンの「金帯」と共に、スポーツなどの国際大会で見かけることになりそうです。
もしかすると今回正式に発表されたことで、現在行われているサッカーワールドカップの決勝トーナメントくらいから、その姿が見られるかも知れませんね!
・MLS(メジャーリーグサッカー)を撮影した作例が公開されています|外部リンク(海外)
また以前、CP+2018の会場では文字が書かれてなかったスイッチ周りの仕様も明らかになりました。
レンズの後部にはフィルタースロットが用意。
別売りですが差し込み式の円偏光フィルター『VF-DCPL1』がセットできるようになっています。
またテレコンバーターは、2種類出ている SEL14TC、SEL20TCに対応しました。
装着すると・・・
- FE 400mm F2.8 GM OSS + SEL14TC 560mmF4 3062g
- FE 400mm F2.8 GM OSS + SEL20TC 800mmF5.6 3102g
レンズ本体がキャノン・ニコンに比べて軽いから、テレコンをつけても3.1kg程度で収まります。スポーツはもちろん航空機や鳥などの被写体をメインで撮影されている方にとっては、夢のようなスペックかも知れませんね。
最後になりますが、メーカー希望小売価格は1,600,000円+税。
さすがに一般ユーザーには手を出せない価格かも知れませんが、他のGMレンズの流れからするとだいたい想定どおりな感じ。ソニーストアでの販売価格は少し割引されるのでは?と思っています。
なお受注生産品で7月3日より受注開始。お渡しは9月上旬より順次とのことです。
何度も書きますが、このスペックで3キロを切ったのは本当に素晴らしいしスゴイことです。ソニーの快進撃はカメラボディだけではなく、まだまだ続きそう。
この勢いで「24mm」「135mm」あたりもお願いします!!(笑)
詳細につきましては「動画」もご確認ください。
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