「最強の旅カメラだっ!」と勝手に命名したソニーのデジタルカメラ「RX100M6」。
200mmまで使える望遠ズームに、写りの良い1インチセンサーを搭載。コンパクトなので持ち疲れも少ない、そんなRX100M6を片手に今回もお気軽な鉄道撮影旅をしてきましたよ!
京丹後鉄道編に続く、第二弾となる今回は千葉県の五井から上総中野を結ぶ、小湊鐵道(こみなとてつどう)・小湊鉄道線に行ってきました。
スタートは五井駅から。東京から総武快速で千葉へ、千葉から普通列車を乗り継いでやってきました。
ここのところ続いている猛暑日は千葉でも一緒。しかし、なんとな~く大阪のほうが暑いような気がする。もしかすると湿度が違うのかも・・・陰に入ると、汗の引く速さが違うような気がしました。
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RX100M6でお気楽な鉄道撮影旅・小湊鉄道編
私自身が小湊鐡道を写しに行くのは今回で3回目。
とは言え、前回写しに来たのはもう10年近くも昔の話です。
小湊鐡道の車両に扱われているツートンカラーはどこか国鉄時代を彷彿とさせるものがあります。
特に五井駅連絡橋からの眺め、地元の方なら見慣れてしまって当たり前の光景なにかも知れませんが、久しくこのツートンを見てない私にとって、強くノスタルジーを感じるものがありました。
さて、今回の撮影旅のテーマは「真夏の緑の中を走る列車」。
そう決めていたので、それに従ってまずは撮影地探しからスタートします。
気温の高い真っ昼間から歩くのもキツイので出来たら駅の近くでの撮影がベスト。
注意深く、良き場所ないものかと線路沿いをチェックしていると、なんだか遠くまで来てしまいました。
この撮影旅、最初にRX100M6を構えたのは、上総鶴舞駅が見える距離にある田んぼから。
稲を緑の絨毯に見立ててローポジションでパチリ!
やっぱりこの車両のカラーは、日本の風景にバツグンに合いますね。
納得の1枚、いきなりですが写せてしまいました!ロケーションに被写体が良いと本当に絵になります。
その車両が、草が多い茂った下りカーブを走り去って行く瞬間もパチリ。
最初には予定してなく中途半端に写したわりには、なかなか味のある1枚になりましたよ。
やっぱりAF速いってイイなぁ。
さぁ、小湊鐡道と緑の景色を求めて、まだまだ写してきましよう!!
上総鶴舞駅からさらに東・・・月崎(つきざき)駅にやってきました。
小湊鐡道と緑の景色と言えば、この駅からの撮影は外せないところ・・・だったのですが、そこには嬉しいサプライズがまっていました。
なんとホームには数多くの風鈴が涼しい音色を立てて、お出迎えをしてくれましたよ。
小湊鉄道線は五井駅から上総牛久駅までの区間、列車本数は多いのですが、それ以降は列車本数が少なくなり、待っている時間もそれなりになってしまいます。
なのでこの風鈴たちは嬉しい被写体と言えるでしょう。
また駅の近くには森ラジオステーションというラジオの展示施設があって、いろいろ撮影していると、あっと言う間に時間は過ぎていきました。
さて、話を鉄道撮影旅に戻しましょう。この駅からの撮影が、今回のテーマ的にも外せないところと書きましたが、それはホーム先端からの眺めにあります。
そこには木で覆われた緑のトンネルがあるのですが、さらにその先に注目。
木々の間から光が当たるスポットがあって、上手に写し止めることが出来たら、なんともロマンチックな1枚になるんです。駅にはアナウンスがありませんので、緑のトンネルの先に集中・・・そのときを待ちます。
列車キタァーーー!!!
いつものことなのですが、この瞬間がたまらなく好き♪
列車がヒョコっと姿を見せたときシャッターボタンをグーッと押し込みます。
頼れる相棒、RX100M6の秒24コマの連写性能をもってすればバッチリ!!意図通りに写せました~
願わくば標識を消したいところですが、実は右側にも色々あって、この構図で写しましたよ。
続いてやってきたのは飯給(いたぶ)駅。
この駅は桜の季節、地元の方のご厚意で近くの田んぼに水が張られ「水鏡で桜と駅舎+列車(さらにライトアップも)」が写せることで有名ですが、今の季節は緑がいっぱい、これはこれで美しい。
駅舎にある青い波板がまた良いアクセントになっていました。
ここでも狙ったのは緑の中を走る列車。
写真を写した本人が書くのもアレですが、自分で写した写真をみて、また旅に出たくなっちゃいました。
それと話はそれますが、乗車しているお客さんは女子の方が多かった。
しかも若い方が多い。
カメラを片手に・・・って、私もそうでした。
まぁ、私はオトコだし若くもありませんが(滝汗)。
小湊鐡道は、CMとかでも多く使われている路線でもあるので、ノスタルジーな雰囲気と相まって人気なのかも知れませんね。
今度は上総大久保駅近くの築堤下よりカメラを構えます。
さすがに良い写真ばかり写せていることもあり、今回のテーマである「緑の中を走る列車」にもやや飽きてきた私。急に空が恋しくなって、見上げ構図ができそうな場所までやってきました。
雲に特長がある青空、そこにツートンカラーの車両。
高原に吹く風でも連想できたでしょうか?またまた良いものが写せましたよ。
ただ・・・こうみえても私は汗だく。
太陽が随分、傾いてきましたがまだまだ暑い!!
暑いながらも好天に恵まれ、大充実のRX1000M6鉄道撮影旅ですが、いよいよ次の列車がラスト。
ラストの撮影場所に選んだのは、大きな銀杏の木で有名な「上総久保駅」です。
田んぼの上をスイスイと飛ぶ赤とんぼ。そこに列車がやってきました。
人の目で見ると、実際はまだまだ昼間の景色なのですが、日が傾いてきたこともありホワイトバランスを日陰+αに設定。夏の夕方を演出してみましたよ。
大きな銀杏の木が黄金色に染まる頃、また写しに来たいなぁ。そう思いました。
旅のはじまり、そして旅の終わりである五井駅に到着しました。
帰りの都合もありますが、実際にはまだまだ写し足りない私。
真夏に一眼カメラとレンズ3本をセットしたバッグを持っているときなんかは、疲れてしまってハイ引き上げ!帰りましょ!って、なったりするもの。でも、RX100M6は軽いせいかまだまだイケる感じです。
東京駅までの時刻表をみていると、まだ15分ほど写せそう。
駅周辺をウロウロしていると雰囲気のある場所を発見。思わずパチリです。
今度はJR五井駅のホームから撮影です。
千葉駅まで乗車する普通列車の3分前、これが今回の撮影旅最後の1枚となりました。
この日は、どこに行っても30度を超える暑さのため撮影後はさすがにヘロヘロになりました。
でもRX100M6は軽いため、持ち疲れはほんとんどなし。
翌日へのダメージもほとんど残りませんでした。
軽いって本当に偉大だなぁ。それとこのサイズで200mmまで使えるって本当にステキ。
写したい気持ちが前向きになるので、朝からの撮影で疲れていても、もうひと踏ん張りができます。
夏はまだ始まったばかりですが、これからもステキな鉄道シーンを求めて、RX100M6とおきらくな鉄道撮影旅に出かけたいなぁ。と、旅が終わった直後から、次の旅への想いを馳せてしまうのでした。
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RX100M6 鉄道撮影旅
不定期で更新しています。
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