2013年9月3日にプレスリリースされた3代目・ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T3」をソニーストア大阪さんで体験してきました!レポートをお届けします。
ヘッドマウントディスプレイは今モデルで早くも3代目。
初代モデルは3D映像をそう見せるか?!という発想に驚き、2代目は正当進化で軽くなったことやヘッドフォンが好みのものを装着出来るようになりました。
そして3代目・・・HMZ-T3。3代目は初代から2代目への進化以上に進化!映像・音・装着感等々が明らかに良くなっていました!
またワイヤレス(HMZ-T3Wのみ)にも注目です。
それでは3代目ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T3 のレポートをどうぞ。
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
- ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T3
3代目のヘッドマウントディスプレイは映像も音もイイ!
明らかに良くなった!まずそう思ったのが映像でした。
今回はソニーストア大阪さんで体験してきたのですが、正面入り口すぐに展示ブースがあって、そこには簡易で体験出来るものが用意されてありました。
イスに座って体験出来る場所もあるみたいだけど、まずはプチ体験。で、そこで体験した印象は「あれ?ヘッドマウントって、こんなに鮮明だったけ~?」でした。
これは解像感の向上と軽量化を両立させた新レンズの影響なのか?
はたまた新開発のLSIの影響なのか?
前モデルと見比べたりした訳ではないので、なんとも言えないのですが、とっても鮮明。
一言でまとめると「見やすい」んです!
それとヘッドマウントと言えば3D。左右の映像をそれぞれの目で見るため3D映像もごく自然なんですよね。映像の鮮明さと相まっての立体感は見ていてすごく楽しい気分になりました!
続いては、一緒にセットされてあったヘッドフォンを装着(すみません型番控えなかった)。
で、これもビックリ!7.1ch対応になったけど、それだけではありません。
とても広がりがあって臨場感がある。みたいな・・・うーむ、言葉が下手で申し訳ない。
すぐわかるほどパワーアップしていましたよ。
こんな感じでファーストインプレッション、まずは大満足!
これで装着感も良かったら最高!
そう思いながら、奥にあるイス付きの体験コーナーへと向かうのでした。
裸眼の人が羨ましい・・・メガネな人は装着時にコツ
メガネのままでも装着出来る。それがこのヘッドマウントディスプレイの特長でもあります。
体験コーナーのイスに座り、いよいよ装着感を試してみます。
スタッフの方の指示に従って・・・しかし!メガネな人にはネックとなる出来事がありました。
それはライトシールドなる付属品が原因でした。
ライトシールドは必要に応じて装着する付属品なのですが、上下に装着すると、ヘッドマウントディスプレイ以外の情報が全くもって見えなくなる。
つまり、引きこもり、、、いや映像に集中出来ると言った、とっても素晴らしい付属品なのですが、これがメガネな人の装着をやや困難なことにします。
ヘッドマウントディスプレイはヘルメットをかぶるようにして、頭部に装着をするのですが、装着時に下部のライトシールドがメガネに引っかかるんです。
体験コーナーのスタッフの方と相談して、後ろにある2本のバンドのうちの1本をリリースしてから装着することで解決は出来たのですが、これはメガネな人にとって少し残念。
しかし、下部に装着するライトシールドは明るい場所だったり集中したい時以外は、それほど必要としなさそうなので、メガネを必要とする人がどのようなシチュエーションで利用するかによって、必要度は変ってきそうです。
それにしても没入感とは上手く言ったものですねぇ。
イヤホンをすると完全に遮断された世界が広がります。周囲を感じることが出来ない空間・・・これはかなり非日常的、すごく特別かも。
ちなみに裸眼でセットアップも試みましたが、実にこれがカンタン素早い!
裸眼の方が羨ましいです!
装着感もアップ!10gの軽量化も効いてる!
肝心の装着感は「先代比すごく良くなっているなぁ!」と、言うのが正直な感想です。
初代では前のめり、2代目でもやや前のめり。
3代目水平垂直にかなり近い。・・・と、言えば褒めすぎかも知れませんが、私はそう感じました。これは個人差があるかも知れないので、購入前にぜひ体験さいて頂きたいのですが、バランスはかなり中心。
それとわずか10gでも軽くなった恩恵はハッキリありましたよ。
まずはオデコにあてるパットが大きくなり、肉厚になったということ。
それと後ろのバンドの形状が明らかに前モデルと変ったところで、安定感が増したのでしょう。
今モデルから初めて後ろのバンドが上下に動くようになりました。
写真でみても明らかに装着するときの自由度が違いますね。
それでも長時間の映像を見たら、多少のずれは出るでしょうけど、それでも先代モデルから比べると明らかに少ないのでは?と思います。
あと、気付いたところでは何気に、本体の操作がやりやすくなっていました。
ボタンが大きくなって、両手で操作できるようにボタン配置が変っていました。
細かいところですが、案外こういった部分重要だと思います!
ワイヤレスでも映像鮮明!
今回はワイヤレス搭載モデルであるHMZ-T3Wで体験してきたのですが、ワイヤレスだからと言って画質が悪くなるなんてことはなさそうです。
とっても鮮明な映像で、見ていて楽しいのは最初に書いたとおり。
もっと見てたいなぁ、そんなキモチになりました!
また、バッテリーユニットへとつながるコードも、先代モデルより「太さ変らず・しなやなか」になっているのでコードがあるからって、うっとうしいことはないでしょう。
それもこれも、装着感の良さがそんな気持ちにさせているのかも知れませんね。
ワイヤレス搭載モデルと非搭載モデル、それぞれ用意された今回のヘッドマウントディスプレイですが、私なら購入するならワイヤレス一択かも。
バッテリーユニットがあるから完全ワイヤレスと言う訳ではないけれど、分厚いスマフォを持つくらいの感覚であとはフリー。
プロセッサーユニットから長~く延びたコードを上手に引き回すのも、ワイヤレスなら手間が要りませんね。
カンタンに体験レポートを書くつもりでしたが、ちょっと長くなってしまいました。
最後までお付き合いありがとうございました。
ここでお知らせです。
発売までまでまだ時間のある商品ですので、気になった方は全国のソニーストアで体験されることをオススメします。
ソニーストア銀座をはじめソニーストア大阪、ソニーストア名古屋では本日9月4日から先行展示を開始しました。
3代目がヘッドマウント初めて。というか他も、初代・2代目ユーザーの方もぜひ体験されてみてはいかがでしょう?
ちなみに初代が発表された時は、体験までにとんでもなく時間を要したことがあります。お時間には余裕をもってお出かけください。
また、最新の情報をゲット出来るメール登録もソニーストアでは始ってます。
メール登録をすると、現在は発表されていない販売価格や販売スケジュールがメールにて案内されるというもの。
初代・2代目と受注開始直後から品切れが発生した注目の製品なだけに、発売日にゲットしたいかたはぜひ登録をお願いしたいところです。
詳しくはリンク先もご確認ください。
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
- ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T3
※ソニーストア大阪さんでの撮影は許可を得て行っております。
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