ハイレゾ音源の再生に対応、耳に乗せるオンイヤータイプのヘッドホン「MDR-10RC」のレビューをお届けします。
折りたたむことが出来るからカバンの中に入れても省スペース。好きな場所で高音質を手軽に楽しめるのも「MDR-10RC」の大きな特長と言えるでしょう。
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
- 折りたためるハイレゾ音源対応のヘッドホン MDR-10RC
MDR-10RC メイハリのあるドンシャリ系!
MDR-10RCレビュー、まずは付属品から紹介していきましょう。
絡まりにくいセレーションコードを使用した着脱式コードが2本付属。
2本いづれも長さ約1.2mで、そのうちの1本がスマートフォンなどと接続したとき、MDR-10RCがヘッドセット代わりにもなる「マイク・リモコン付き」のコードとなっています。
キャリングポーチも付属し、持ち運びの際役に立ちそうです。
本体を手に持ってみると、ハイレゾリューション音源対応というハイグレードモデル規格のヘッドホンのわりにコンパクトで軽量なことに気付きます。
カタログで重さを調べてみると約165g。同じ系統であるMDR-10Rシリーズの中での最軽量モデルとなっていました。なるほど軽いわけです。
今度は大きな特長でもある、折りたたみをしてみました。
しかし、思っていたよりも折りたたんでもコンパクトにならないなぁ、というのが正直な感想です。これは折りたたみの構造そのものが単純だからなのでしょう。
折りたたみ後は、どこかでカチっととまる訳でもなく「なんとなく」な感じ。
もちろん「折りたためると折りたためない」とでは、携帯のしやすさは全然違います。
しかし、実機を見る機会のない方が参考に購入されるのであれば、折りたたんだときの大きさは、それほど過度な期待はしない方が良いのでは?と思いました。
今度は装着してみます。
このヘッドホンはオンイヤータイプということもあり耳当てのように装着するのですが、もしかすると人によっては、オンイヤータイプの装着感・圧迫感は苦手という方もおられるのでは?
しかし、MDR-10RCのイヤーパッドは出来がすごく良く、低価格帯でありがちな発砲スチロールを両サイドから挟んだような感覚は全くありません。
すこぶる快適。きもちよく耳の上からフィットしてくれます。
もちろん数時間の着用となると、耳が痛くなるかも知れませんが「この手のもの」としては圧迫感がかなり抑えられている方では?と思いました。
基本的に私はオープンイヤータイプが苦手な人なのですが、これなら結構イケる!なんて思っちゃいました。
ただし。これは筆者である店員の個人差レベルでのお話。
出来ればじっくりと使用されるご本人さんが、試されることが本当は望ましいと思います。
いよいよ実際に楽曲を聴いてみることにします。
ソニーのヘッドホンはエージング(慣らし運転)100時間程度でイイ感じになる。と、言われているものが多いのですが、今回レビューで書いているMDR-10RCは25時間程度しか慣らしてません。
そのような使用条件の中、私はMDR-10RCはドンシャリ系であると感じました。
ドンシャリ系・・・すなわち低音と高音に力を感じる音。
しかし、ボーカルが沈むなんてこともなく、ドンシャリ専用モデルのあの強調され具合があると言う訳でもないのですが、どの方向性?と聴かれたら「ドンシャリ系?」って感じ。
折りたたみ機能で持ち運びしやすく、迫力ある音をどこででもノリノリに楽しみたいなら、MDR-10RCは良いのではないでしょうか?
お家の中でじっくりというのとは別の方向性。
お家の中でハイレゾリューション音源をじっくり楽しむなら、ソニーの中では現状MDR-1RMK2がベストバイかなぁ、と思いました。
装着感が心地良い!ハイレゾ音源対応のヘッドホン「MDR-1RMK2」レビュー! - ソニーショップさとうち
ちなみに、MDR-1RMK2との大きさ比較をするとこんな感じになりました。
MDR-10RCはやっぱりコンパクトですね。家と外、楽曲によってなど使い分け出来れば最高なのですが・・・
折りたためて持ち運びに便利!ハイレゾ対応ヘッドホン「MDR-10RC」のレビューをお届けしました。
今回は本体色「レッド(R)」でレビューをお届けしましたが、本体カラーは計3色を用意しています。
よりカジュアルなホワイト(W)も、オーソドックスながらも合わせやすいブラック(B)も、なかなか素敵です。お好みに合わせてお選びください。
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※今回のレビュー記事は店員個人の感想を書いております。音や装着感など感じ方には個人差がありますので、興味を持たれた方は一度装着されて聴かれることをおすすめします。
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