ハイブリッドな使い勝手がすごく便利！『MDR-10RBT』レビュー！

Bluetooth対応ワイヤレスヘッドホンでありながら、付属のコードを使用すればハイレゾ音源にも対応するヘッドホン・MDR-10RBTのレビューをお届けします。

手軽に楽しみたいなぁ、って時はワイヤレス。じっくりハイレゾ音源やより高音質で楽しみたいって時はコードを使用。まさにこの使い勝手は「ハイブリッド」です！

 

MDR-10RBT 秀逸のイヤーパッド。包まれ感がキモチイイ！

 MDR-10RBTレビュー、まずは付属品から紹介していきましょう。

ワイヤレスヘッドホンという機能を持ちながら、ハイレゾ音源に対してはコードを使用しないと対応しないということもあって、約1.2mの絡まりにくいセレーション着脱式コードが付属。

そして、本体を充電するのに使用するUSBケーブルと、持ち運びの際に便利なキャリングポーチ、これら計３点が付属していました。

本体に目をやると、いろんなスイッチやボタン類にまず目が行きます。

MDR-10RBTはワイヤレス接続時、再生や一時停止・音量・曲送り・曲戻しなどのカンタンなオーディオプレーヤーの操作が本体の側面で行える他、スマートフォンとなら通話を始め開始から終了までの操作が出来るようになっています。

もちろん通話用のマイクも搭載。ワイヤレスハンズフリーでの通話も可能です。

本体左側にはヘッドホン端子が用意されています。コードを使用しての使用時はスイッチの類いが使用出来ませんが、同時に内蔵バッテリーも使用しません。

つまり、MDR-10RBTはコードで使用する限り、通常のヘッドホンのように使うこともできるのです。

内蔵バッテリーの充電時間は約2.5時間で最大17時間使用可能なスタミナ設計。とはいえ、電池切れの時にもコードさえあれば使えます。

スイーベル機構で持ち運びの時でも案外かさばらないのも良いところ。試しに付属のキャリングポーチに入れてみました。

ワイヤレスヘッドホンって外でこそ便利なことって多いので、この携帯のしやすさは嬉しい機能と言えるのではないでしょうか？

約210gのMDR-10RBTを手に持ってみると、やや重さは感じるものの、ワイヤレス搭載って考えると、案外軽いようにも思えてくるのは私だけでしょうか？

装着してみても、思っていた以上にそれほど重さは感じません。

それはもしかすると、イヤーパッドの出来の良さにあるのかも・・・耳をやさしく包み込みながらも、メガネな私にもジャストフィット。モチモチっとしたこのパッドは秀逸です。

頭頂部にくるパッドのクッション性の良さも合いまって、時間を気にせずに掛けてられそうです。

 

MDR-10RBT ワイヤレスでも高音質！コードで高音質！

それではワイヤレス接続をしていきましょう。

今回、MDR-10RBTの相方となってくれるオーディオプレーヤーには、ウォークマンのフラッグシップモデルである「NW-ZX1」を用意しました。

MDR-10RBTにはワイヤレス接続をカンタンにする「NFC」という機能が搭載されています。ウォークマン ZX1にも「NFC」が搭載されていますので、さっそく接続してみます。

接続はお互いの「NFC」マークを重ね合わせるだけ。

ものすごくカンタンにつながりました！

ペアリング許可の「はい・いいえ」を質問してくるので「はい」を選択するとペアリング完了。

「接続しました」の表示が出たらもう使えます。

１回目のペアリングを済ませたら、２回目以降はお互いの「NFC」マークを重ね合わせるだけ。画面をタップする操作も必要ありません。

もちろん「オフ」にするときも同様の操作です。これは本当にラクです。

さて気になる音ですが、ワイヤレス（Bluetooth）もここまで来ましたか～ってくらいイイ音です。屋外や電車など、少し騒音のあるようなところであれば、ワイヤレスかどうか判別が出来ないかも。

解像度も高く、迫力のある音を奏でてくれます。

なによりもワイヤレスっていうのがイイですね。コードがないのってこれほど楽な事だとは。と思われる方も多いのではないでしょうか？

とにかく自由。家の中で”ながら”で聴きたいって時も良いのではないでしょうか？イヤーパッドの出来の良さも相まって、気持ち良くリスニング出来ることでしょう。

もちろん、さらなる高音質で楽しむならコードを使用されることをおすすめします。

ハイレゾ音源なら、もうコードありで楽しむしかない。というくらい幅広く表現され、素晴らしい解像感を楽しませてくれます。

シーンに応じて、音源に応じてワイヤレスで楽しむのも良し、コード接続で楽しむも良し。いづれも高い次元で楽しませてくれる、そんなヘッドホンだと思いました。

※今回のレビュー記事は店員個人の感想を書いております。音や装着感など感じ方には個人差がありますので、興味を持たれた方は一度装着されて聴かれることをおすすめします。

 

ソニー　プレミアムヘッドホン　レビュー

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