機動戦士ガンダムUCと、南海電鉄のタイアップ企画で期間限定運行中の「赤いラピート」。
走行初日にあたる4月26日土曜日、私も撮影に行ってきました。
男性も女性も、ご年配も小さな子も、まさに老若男女が興味津々。そんな言葉がピッタリ当てはまるほど、沿線は鉄道ファン・ガンダムファンのみならず、盛り上がりを見せていました。
枚数はそれほど写せていないのですが、よろしければご覧ください。
ただえさえ、目立つデザインのラピート。
並びで走ると、いわゆる一般車両と同じ線路の上を走っているのが不思議にも思えてきます。
出迎える駅員さんはいつもの格好。
車掌さんは女性の方でした。「ヨシ」のタイミングで、まさかのハト被り。(笑)
逆光で撮影すると、デテールが浮かび上がりました。新幹線より、複雑な造形かも・・・
夕陽を浴びての1枚。光線の当たり具合で微妙に変化する”赤”はかなりカッコイイ!
この日は先頭部分だけにこだわって流し撮りをしましたが、今度はデザイン全体でも写してみたいものです。
そして、いつもの青いラピートも、やっぱりカッコイイ。
デビューからもう20年。現代でも色褪せないこのデザインは、本当に素晴らしいと思いました。
赤いラピートが通過する時間にもなると、どこからともなく「鉄道趣味」「ガンダムファン」とは、たぶん違う感じの人たちが線路際に集まってきて、線路沿いにお家がある方は、ベランダや窓越しにカメラやケータイを構えたり、近くの会社の人たちも作業服で待機。
とあるお家では、塀越しに、3世代の家族が見守ったりとおじいちゃんと孫。と、まるで新しい線路でも開業したかのような盛り上がり。鉄道とタイアップした企画で、これほど一般の人に対してもピーアール出来ているのは、ものすごいことではないでしょうか?
また、遠く方から、カメラを片手に待機中の私に対してなのか?おばさま方々の会話が聞こえてきます。
「カメラ構えてはるねぇ。」
「あれやん、赤いラピートやん。」
「もう近々通るんかいな?」
「でも、私もう2日前見たで」
「え?今日からちゃうのん。」
「なんかわからんけど、走ってたで、あっはっはっ」
つづけて
「今朝も私、最初に走ったやつ、見たモンね。」
・・・
「見たモンね。」の時は、たぶん、そうとうなドヤ顔だったに違いないでしょう。
でも、こんな会話って、普通あります?
この盛り上がりは、初日だからこそかも知れませんが、沿線に住む人にとって、赤いラピートは”誇り”であったり”自慢”したくなる出来事なのかも。
1鉄道ファンとしては、なんだか嬉しくなりました。ますます、マナーよく撮影したいものですね。
あ、こんどは乗りに行こうっと(^-^)
※撮影機材 α99 70-400mm F4-5.6 G SSM II(SAL70400G2)
blog: ソニーな、お店が大阪にあった! 最新記事5件