京阪 旧3000系電車 スタンプラリーの旅、大井川鐵道編第3回目、最終回をお届けします。
前回はこちら。
家山駅にて「たいやきやさん」の抹茶たい焼き１匹をホームで食し、千頭行きの列車に乗車。
ひとつ隣の駅である、抜里駅を目指すことにしました。
さすがに２往復すると、車窓からいろんな状況が見えてくるものです。
今回の旅では、心惹かれるままに下車をしていたのですが、今回目指すことにした抜理駅にも惹かれる風景が広がっていました。
家山から乗ってきた車両は、SLを撮影する前に新金谷駅構内で見た京阪旧3000系列車。
たった１駅だと、あっと言う間の乗車時間ですね。
なごり惜しい。
さて、この場所に来た理由ですが、駅周辺に広がる茶畑にありました。
大井川鐵道って自然豊かな情景の中を走る路線なのですが、基本的には川であったり山であったり、開放感のある景色ってそんなにないんですよね。しかし、この抜里駅周辺は茶畑が広がり、とても開放感があるんです。
行ってみて大正解ですよ。
この開放感、本当に最高。もう、住みたいくらい。（＾０＾；
ここでは、千頭から新金谷方面へ帰ってくるSLを撮影することにします。
その本命が来るまではまだ１時間以上。
茶畑沿いを歩いて、良い場所を探しながら構図を練っていくことにしました。
最初は線路際の踏切近くに行って構えてみたものの・・・ファインダー内に人工物多し・・・
SLの景色とはちょっと違うなぁ。
やっぱり茶畑に来からには茶畑でしょう。
と、いうことで、茶畑メインで写してみることにしました。
まずは１時間に上下２本しかないロケハン列車をば。
線路の近くは枯れ草が多くて、その辺りをなるべく茶畑で隠してみたのがこの写真。
茶畑の上を走る近鉄特急・・・みたいな。
うーん、、、でも、なんだか違うなぁ。
と、またまた構図に悩むことに・・・
で、最終的にはこんな感じでSLと茶畑を撮ることにしました。
うん！なかなかイイ感じ！
煙がないのは下り坂だから仕方なし。
でも、煙がもうもうとするよりも、この方が情景にあっているのかなぁ、と思いました。
なお、仕上がり設定でセピアっぽく、コントラスト低めにしております。
そしてもう1枚。
先の写真を撮ってから、少し走ってカメラを代えてパチリ。
こちらも茶畑メインです。
構図はかなり甘いのですが、客車＋茶畑の風景は・・・いつの時代やねーん！って感じです。
わずかですが、夕陽が客車に当たっているのも良いです！
こんな感じで良い写真が撮れたので、次はたい焼きでひらめき写真を撮ることにしました。
この写真についての詳しくは、過去記事を参考になさってくださいね。（こちら）
SLも撮れたし、たい焼き君の写真も撮れた。
大満足で抜里駅へ向かい空いた時間で駅近辺をパチリ。
京阪旧3000系車両に乗り込み、家山駅で再び下車しました。
初発列車から行動して、早くも夕方に・・・
山と太陽の高さを計ってみると、次の撮影がラストになりそうです。
家山駅からあるくこと、５分程度。
町を俯瞰出来る場所に行きたかったのですが、通行禁止に・・・
仕方ないので、県道の歩道からプチ俯瞰撮影をすることにしました。
おじいさんの顔のようなお家の横を列車が通っていきます。
まるで列車のことを見てるみたいですね。
またまた良い写真を撮ることが出来ました♪
撮影を終え撤収です。
このあと新幹線の予約をスマフォでして、家山駅に戻る頃にはすっかり陽が沈んでいました。
今日は本当に楽しかった・・・
でも、明日はもっと楽しそうです（汗）
なんとSL３往復ですか？！
５両編成、４両編成、カマ付き。
むむ、撮りてぇ～
でも、現実行きの列車が来てしまいました。
そして列車は定刻通り、金谷駅について、JRに乗り換え浜松へ。
指定席をとった「ひかり」に乗るまで３０分ほどあったので、浜松餃子のセットを注文。
そう言えば、今日は朝にSOYJOYと、お昼にたい焼き２匹だけ。
運ばれたものを目の前にしたとき、すごくお腹が空いていたことを知りました。
そして、ビールを一気に流し込んだら・・・頭クラックラ（＾＿＾；
ところで、浜松餃子って・・・どんなもんなんでしょうね？
有名なのは有名だと思うのですが、過去数回食べているのですが、世間で騒いでいたほどの物にまだ出会ってないような気もします。
家庭的な感じ＝美味しいということなんでしょうかね？
もちろん、どこで食べたのも美味しいは美味しいのですが・・・安心出来る味というか、なんつーか、ほんちゅーか。
・・・ごちそうさまでした。
新幹線に乗り込むと、熱海や小田原辺りで乗ってきたであろうお客でいっぱいの車内に驚き。
でも、気がつくと京都についていました。（検札って来たのかな？）
そして無事大阪に２３時頃到着。
とても楽しかった、旧3000系電車・スタンプラリーの旅が無事終わりました。
京阪電車から始まり、富山地鉄、大鐵と・・・
制覇出来そうで、現実的にはなかなか難しいと思われるこの企画。
達成した喜びと、濃い鉄分が補給出来た大満足でした。
やっぱり地方鉄道は癒やしですね。
これからもよろしくお願いします。（なんのこっちゃ）
おわり。
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