「ホタル写してきました。」そんなブログ記事を拝見したり、「ホタル写しに行こうかと思ってるんですよ。」と、そんな声をお店でリアルに耳にしたりすると、写真ズキーとしては、とっても気になるものです。
そこで私もWEBでパチパチ・・・すると、滋賀県米原市、近江長岡駅近くの天野川にて”天の川ほたるまつり”なるものが、この週末に開催していることを発見。さっそく行ってきました!と、言うのが、今回のお話です。
自身ホタルを撮影したことがなかったので、上手に写せるかわからなかったのですが、これは良いタイミング。と、ばかりにα7S片手にチャレンジしてきましたよ。
事前に下調べしてただけに、現場到着まではスムーズでした。
今回は車で行ったのですが、近くまで行くと運良く「米原市役所 山東庁舎」の駐車場に停めることができ、頂いた地図を片手に目的地と思われる場所まで歩きます。
ちなみに、この日は6月6日だったのですが、日中からロングTシャツでも日陰に入れば肌寒く感じるくらいで、暗くなるにつれ”この時期異例”とも言える、凍える寒さとなるのでした。
1日の終りを告げる空の表情の下、新幹線が駆け抜けて行きます。
さて、足の向くままに歩いていくと、橋の上にはたくさんの人だかり。そして・・・三脚にカメラをセットした多くのカメラマンが陣取っておられたので、ここがポイント。と、容易に推測。
ただ少々、ピリピリした空気もあったので、その場所からは離れ、手前がなるべく開けた場所にセットティング。
先ほどの場所とは比較にならないほど閑散としているので、ここが正解なのかはわからないのですが、取り敢えず時を待つことにしました。
・ ・ ・
閑散としていた周囲も、いつのまにやら横一列状態。そして、ずいぶん暗くなった19:35、周囲がざわつき始めます。
私も集中し、茂みを見てみると、おぉ!光ってるではないですか?!
1分単位で暗くなる状況の中、1つ2つ・・・時間がすぎるに連れ、たくさんの光点があちらこちらに出現!
もう・・・。
なんというのでしょうか?
都会・町暮らしの私にとって、無縁だったホタルの光。
上の写真では全然伝わりませんけど、幻想的な光に色。感動し興奮しました。
ここからは、撮影することに注力します。
シャッター速度、ISO、設定をとっかえひっかえ撮影しますが、何が正解なのかわからない状況です。
周囲が真っ暗なので、明るく見える電子ファインダーではまったく役に立ちません。光点のみなら結果は暗すぎ。背景も映るくらい明るい(眩しい)と感じるくらいで丁度。と、いう自己判断基準で写していきます。
帰宅後ですが、上手に写せたかな?と、思ったのが下の写真です。
α7S + SEL28F20 「f4.5 10秒 ISO2000」
乱舞。というにはほど遠いのですが、頑張って飛んでくれているのがわかります。
少し乱舞っぽく写せたが下の写真。
α7S + SEL55F18Z 「f4.5 30秒 ISO1600」
いかがなものでしょうか?(汗)
この後も試行錯誤は続きますが、光跡がイマイチ・・・結局上の2枚が、自分の中でのベストショットとなりました。
難しいー!!
まぁ、これから経験値をつめばイイですね。勉強になりました。
ちなみに、こんな写真も写してみました。
α7S + SEL28F20 +フィッシュアイ 「f4.5 30秒 ISO1600」
※RAW現像+手の平を使って光量調整しています
これは20mmの単焦点レンズにフィッシュアイコンバーターを装着し写したもの。
夜空とホタルです。
実はこんな構図で写したい。行く前から大きな目標がありました。
フィッシュアイコンバーターは魚眼ならではのデフォルメ効果が面白いのですが、超広角レンズとしても使えます。
雲もかかって完璧とが言いがたいのですが、思った構図で写せてよかったです♪
光が入ってしまう場所でしたので、来年は同じ場所では写さないと思いますが、星空とホタル。またチャレンジしてみたいと思います。あー楽しかった。
そして・・・寒かった。
ウインドブレーカーを羽織っても、まだ寒い。ぶるぶる震えながら車へと戻るのでした。
おしまい
手持ち撮影の常識を変えるカメラが登場! α7 IIレビュー
当店のホームページでは、α7 IIの実機レビュー記事を公開しております。
作例も数点アップ。ぜひ参考になさってください。
α7 II 徹底レビュー | |
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機動力を活かせる小さなボディに圧倒的な描写力で記録ができるフルサイズセンサーを搭載。そのうえボディ内に手ブレ補正機能も搭載した、ソニーミラーレス一眼カメラ「α7II(ILCE-7M2)」のレビューをお届けします。 |
また、レンズのレビュー記事も公開しています。合わせてご覧ください。
意図する表現を可能に 標準ズーム Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS | |
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写りに定評のあるツアイスレンズの魅力を、軽くコンパクトに詰め込んだ「SEL2470Z」は、24-70mmズーム全域F4通しの高画質指向。フルサイズセンサーに対応した、これからの標準ズームレンズの実写レビューをお届けします。 |
世界を広く切り取る 広角ズームレンズ Vario-Tessar T* FE 16-35mm | |
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ズーム全域F4通しでカールツアイスレンズを採用。高画質な広角ズームレンズです。風景写真をはじめ、狭い場所、手前にあるものを大きく写しつつ背景も広く写せるなど、1本あれば大変便利。 |
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最新の光学設計でツアイスならではの高い解像力と、美しいボケ描写が魅力的。Eマウントのフルサイズセンサーに対応した極上の描写力が魅力の単焦点レンズ「SEL55F18Z」こと「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」の実写レビューをお届けします。 |
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