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αを使った撮り旅・SEL90M28G編 「90mmマクロレンズで写した 雨の日の原風景」

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α Eマウント・フルサイズ対応、待望のマクロレンズ「SEL90M28G」が発売された2日後の日曜日。

車を京都の山奥へと走らせ、撮影旅に行ってきました。

着いた場所は、京都府南丹町美山北にある山村集落。有名な観光地でもあるこの場所には、茅葺き屋根の家がたくさん残っており、そこには日本の原風景が広がっていました。

ただ、当日はあいにくの雨。

本当なら同じ日に発売された「SEL35F14Z」と、交換しながら撮影をしようと思っていたのですが、レンズ交換が許されないほどの雨量。

そのため、マクロレンズはα7 IIにつけっぱなし。

「SEL35F14Z」はα7Rにつけっぱなしで撮影に挑みました。(後日掲載予定)

しかし、この雨は結果的に「素敵な演出家」となり、マクロレンズならではの撮影をより楽しいものとさせてくれました。

 

撮り旅 α7II ☓ SEL90M28G  「マクロレンズで写す原風景」

SEL90M28Gは「90mmの焦点距離」のレンズ。

やや望遠気味に写せるということもあって、風景撮影であっても被写体次第では、実に扱いやすいレンズになります。

このような日本の原風景があるような場所では、どうしても現代的なものを極力排除したくなるものです。

例えば、茅葺き屋根だけを「抜き」の構図でパチリ。

標準ズームでちょいたりない焦点距離をカバーしてくれる。そんなイメージでも使えます。

 

マクロレンズって聞くと、どうしても近寄って写すためのレンズ。

そんな印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 

しかし、このように風景撮影にも使えます。

つまり離しても、ぐっと近寄ってもピントが合うレンズ。実はマクロレンズって、超万能なレンズだったりします。

 

さてさて、レンズのことは置いておいて。

 

霧のように煙る山々は雨の日ならでは。

そして、屋根に生えた苔の見事さ、しっとりした質感に感動です。

 

山寺などに行き、壁に生えている苔をみると、どこか心が落ち着くのですが・・・

思わず見事すぎる苔に、心奪われてしまいました。

 

そんな見事な屋根に、しばらくすると2羽の鳥が姿をあらわしました。

そして、なにやら語り始めたなぁ・・・と、思ったらどうやらカップル。

雨でも盛んです。

 

日曜日だったら、いつもは観光客であふれるであろうこの場所。

雨と時間がやや遅めということも、あって人は少なめ。おかげでのんびりとした雰囲気の中、撮影を楽しめました。

それにしても、本当に美しい場所。

1箇所で何分も粘っておると、そのうち一度は通り過ぎた家族が戻ってきて・・・

小さなお子さんが「あのカメラマン?ずっとココで写してるね!」だって。

えーっと・・・聞こえてますよ。

でもね、おじさんじゃなくてカメラマンとして認定?

ちょっぴり嬉しかったりします。

 

ついつい一箇所で粘ってしまうのは、キレイに咲いたお花のせいでもありました。

季節外れのような感じもしますがコスモスの姿も一輪だけ発見。

なんだか得した気分です。

 

それにしてもこのレンズ。

ご覧のようなクオリティの高さで、高画質に写せてしまうから、手放せなくなりそうです。

マクロレンズだから、ボケはどうかなぁ・・・と思ったのですが、さすがGレンズ。と、言ったところでしょう。

 

そうそう雨の日と言えば水滴撮影も魅力です。

水玉がコロコロ。これぞマクロレンズの真骨頂?

雨ということもあって、ピントを合わせるのが、正直すごく難しいのですが、成功した時に対価が素晴らしいです。

これはハマりそうです。

 

そんなこんなで水玉コロコロを写していると、雨がさらに強くなってきました。

気がついたらカメラバッグの上のくぼみには水たまり。

どうやら、傘から落ちた水滴が、そのまま溜まったみたいです。

そしてジーンズも、もうびっしゃびしゃ。

 

これ以上の撮影は難しいと判断し、滞在時間にして2時間。

いい写真が写せたお礼として、募金箱に心ばかりを入れさせていただき、帰路へとつくのでした。

 

雨の日で撮影は本当に大変だったのですが、おかげで良い写真がたくさん写せたと思いました。

いや、マクロレンズだから雨の日こそハマルかも!?

 

おしまい。


今回はマクロレンズ・SEL90M28Gをα7 IIに装着し、日本の原風景とも言える場所を撮影散策してきました。

同じ場所で、35mm単焦点レンズ「SEL35F14Z」を撮影したものも近日公開致します。

ソニー フルサイズEマウントマクロレンズ SEL90M28G

FEレンズ初となる中望遠マクロレンズ。Gレンズ特有の美しいボケ味と高解像度を実現。

ソニーストア価格:134,880円+税

送料無料・2015/06/16 現在の価格

レンズ詳細につきましてはリンク先も参考になさってください。

※同レンズのレビュー記事は現在作成中です。公開まで今しばらくお待ちください。

 

手持ち撮影の常識を変えるカメラが登場! α7 IIレビュー

当店のホームページでは、今回使用したカメラ α7 IIの実機レビュー記事を公開しております。

α7 II 徹底レビュー

機動力を活かせる小さなボディに圧倒的な描写力で記録ができるフルサイズセンサーを搭載。そのうえボディ内に手ブレ補正機能も搭載した、ソニーミラーレス一眼カメラ「α7II(ILCE-7M2)」のレビューをお届けします。


またレンズレビューも公開中。合わせてご覧ください。

 

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写りに定評のあるツアイスレンズの魅力を、軽くコンパクトに詰め込んだ「SEL2470Z」は、24-70mmズーム全域F4通しの高画質指向。フルサイズセンサーに対応した、これからの標準ズームレンズの実写レビューをお届けします。


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ズーム全域F4通しでカールツアイスレンズを採用。高画質な広角ズームレンズです。風景写真をはじめ、狭い場所、手前にあるものを大きく写しつつ背景も広く写せるなど、1本あれば大変便利。


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最新の光学設計でツアイスならではの高い解像力と、美しいボケ描写が魅力的。Eマウントのフルサイズセンサーに対応した極上の描写力が魅力の単焦点レンズ「SEL55F18Z」こと「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」の実写レビューをお届けします。


 

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α7RIIは、高い評価を得ている「α7 II」の上級機にあたるモデルのミラーレス一眼カメラ。

有効画素数4240万画素。世界初となるフルサイズ裏面照射型 Exmor R CMOSイメージセンサー搭載し、世界最多「399点」像面位相差AFセンサーによるファストハイブリットAF、 最高4.5段分の補正効果を実現する光学式5軸ボディ内手ブレ補正も搭載しました。

 

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