コンパクト・軽量なVAIOが登場しました。VAIO Pro 11 のレビューをお届けします。
VAIO Pro 11 はソニーらしい技術がギュっと詰め込まれたモバイルタイプのノートパソコン。タッチ非搭載で約770g、タッチ搭載でも約870gと持ち運ぶのにとても嬉しい軽さが魅力の1台となっています。
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VAIO Pro11 圧倒的に軽くそして強い。その理由は?
VAIO Pro 11は、薄くて軽くて強くて使いやすい・・・しかもカッコイイ。
そんな都合のいい話があっていいものか?と、思わず疑ってしまいたくなりますが、VAIO Pro 11はモバイルとしての理想と魅力のほとんどを備えているノートパソコンと言えるでしょう。
毎日使うものだからデザインは重要
デザインの話からすると、VAIO Pro 11 はクラムシェルと言われるオーソドックスなスタイルながらも、洗練されていて「スタイリッシュ」。
キーボードの手前に来るほど絞り込むデザインは、視覚的にも薄さへのコダワリを感じることが出来ます。
さて、VAIO Pro 11 は天面などの素材に「UDカーボン」を採用しました。このUDカーボンこそが、Pro 11 の大きな特長であり軽さと強さを実現している秘訣でもあります。
通常ではカーボン素材を折り曲げて使用することが出来ないのですが、ソニーは長年のカーボン加工技術で角の折り曲げに成功。
今までなら平面はカーボンで、角の部分はプラスチック。など組み合わせて使用されることが多かったのですが、例えば天面は1枚のカーボンから出来ています。
だから、今までよりも強いボディになっています。
UDカーボンと折り曲げ技術の甲斐あって、本体重量は最軽量モデルでなんと約770g。タッチパネルを搭載するとディスプレイの前にパネルが必要になりますので約870gになりますが、それでも軽いですよね。
これならどこにでも持って行けそうですね。厚みがないというのもカバンの中でも収まりやすいのです。
操作性の魅力・タイピングがしやすいキーボード
本体サイズを超えた使いやすさも VAIO Pro 11 の魅力。特にキーボードには相当気合が入っています。
VAIO Pro 11 のキーボードはキーピッチが広く、感触の良いストロークが自慢。
キーピッチはフルピッチのものが19mmにたいして、VAIO Pro 11は17mm。この数値本体の大きさを考えた場合相当頑張っているのではないでしょうか?
パームレストが低い位置にあるのもタイピングのしやすさをサポートしている感じ。
ノートパソコンでタイピングすると、やや高いことに手首を置くせいもあってか疲れやすいことがありますよね。でもVAIO Pro 11なら安心といったところでしょうか?
キーボードにはバックライトも用意していますので、部屋を暗くしたプレゼンなどのときにも役に立ちますよ。
色鮮やかに高精細、フルHD・IPS・トリルミナス
ディスプレイには、VAIOで初めてとなる「トリルミナス」ディスプレイを採用しました。
色鮮やかに再現出来るディスプレイで、これはぱっと見ただけでもすぐにわかるほどの鮮明さ。ISP方式なので視野角にも不満なし。11.6型ながらもフルHDの高精細ディスプレイで作業効率もあがるでしょう。
また、ソニーのテレビ・BRAVIAにも採用されているX-RealityがVAIO Pro 11にも採用されました。動画を高画質で楽しむための技術は、低いビットレートのビデオ視聴にも有効。この機能は動画見る人にはかなりの優れものと感じることでしょう。
映像がキレイだと気になるのは「音」なのですが、その点でもぬかりなし。
この手のモバイルノートしてはかなり上等、かなりパワフル!もしかすると、歴代のクラムシェルタイプのモバイルVAIOの中でもっとも優秀なのでは?そう思えるほどでした。
約11時間のスタミナも魅力!
薄いし軽いし、でもスタミナはどうなの?気になる方もおられると思います。でもこれがスゴイ!
VAIO Pro 11 のスタミナ性能は本体内蔵バッテリーで約11時間!ACアダプターと同じくらいのパフォーマンスで使っておおよそ半分くらいと見積もっても、5.5時間と驚異的なパフォーマンスを持っています。
また、上の画像のように拡張バッテリーを装着すれば、なんと23時間ものバッテリー駆動が可能になります。いざという時用に予備でバッテリーをもっておけば+12時間もの延長が出来るんですよね。これまた驚異的です!
VAIO Pro 11 には驚くほどの技術が、コンパクトなボディにギュギュっと収まっているのがわかって頂けたのではないでしょうか?
デザインも良いし、軽いし、強いし、ディスプレイもキレイでスタミナも豊富。とにかくアクティブにパソコンを持ち運びたい。そんな方の頼もしいパートナーとなってくれることでしょう。
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VAIO Pro 11 購入するなら、オーナーメードモデルがおすすめ!
VAIO Pro 11は、カスタマイズして購入出来るオーナーメードモデルがおすすめ!
店頭モデルよりも高性能なパーツが選んで搭載出来ることもカスタマイズならでは。例えばCPUなら「Core i7」も搭載ができSSDも「256GB」の搭載が可能です。
また予算に合わせて低予算で購入出来るのも魅力的。例えばOfficeはもっているから要らないなら、Officeを選択ぜずに、店頭モデルよりもお安く購入出来ます。
いる・いらない。を自分でチョイス出来るから、本当に欲しい1台を購入することが出来るのです。
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ソニーストア限定モデル red edition も用意!
ソニーストアでは限定で「レッドエディション」を用意しました!
レッドエディション・・・読んで字のごとくなのですが「赤」を身にまとった特別塗色を採用しました。しかも通常の塗装技術ではなく、コダワリのある重ね塗り塗装もポイントだとか・・・
「赤好き」のみならず、プレミア感が欲しい方には「レッドエディション」にも注目頂きたいと思います。
VAIO red edition(レッド エディション)がラインアップ!コダワリの職人塗装が美しい! - ソニーショップさとうち
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VAIO Pro 11 細かく徹底チェック!
ここからは、VAIO Pro 11 の端子類等を細かくチェックしていきましょう。
これだけ薄く・軽くなったわけだから端子類はどうなのか?気になるところですよね。
まずは、正面から見ていきましょう。
メモリーカードスロットは前面に用意されています。続いては右側面。
こちらにはUSB3.0端子×2つ、ヘッドセット対応のヘッドホン出力端子、そしてHDMI端子が用意されていました。最後に左側面。
こちらはDC INがあるのみ。
と、こんな感じでとってもシンプル。正直なところ端子類は「必要最低限」なものが用意されている感じで、気になるところでは、D-sub15pinのアナログディスプレイ出力端子や、ネットワーク端子が用意されてないところでしょうか?
しかし、これらはアクセサリーとしてちゃんと用意されているのでご安心を。
続いてはそんな端子類の代わりとなるアクセサリーを紹介していきましょう。
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- 端子類・デザイン、チェックするならこちら!「VAIO Pro フォトギャラリー」
用途にあったサポートをしてくれるアクセサリーの紹介
VAIO Pro 11 をより便利に。用途にあったアクセサリーを紹介します。
まずは、本体側に用意されていないD-sub15pin・アナログディスプレイ出力端子から。
プレゼン先のプロジェクターやモニターがアナログディスプレイってこと、まだまだあるんですよね。そんな時に持っておきたいのが「VAIO専用・VGA変換アダプターVGP-DA15」です。
まさにビジネスマン、御用達アクセサリーってところでしょうか?
ビジネスシーンで活躍!VAIO専用・HDMI-VGA変換アダプター『VGP-DA15』 - ソニーショップさとうち
次に紹介したいのが、ACアダプターに取り付けることによってワイヤレスルーター代わりになる「ワイヤレスルーター・VGP-WAR100」です。
このアクセサリーはVAIO Pro 11 にないネットワーク端子を補うものです。
まだまだホテルなどの宿泊先では、ワイヤレスネットワークの環境が整ってませんので、その際重宝するアクセサリーと言えそうですね。
最後は先ほども紹介しました、外付けバッテリーことシートバッテリー・VGP-BPSE38です。
内蔵バッテリーで約11時間、このシートバッテリーを装着することにより約23時間ものバッテリー使用が可能になる優れものアクセサリー。注目すべきはスタミナ性能だけではありませんでした。
まずは質量が約290gと軽いことに注目です。
バッテリーって、どこか重いイメージがあったと思うのですが、約290gでなんと+12時間ものスタミナが得られます!
しかも、装着してもタイピングの良さは変らない、コダワリの専用設計も良い感じです。
価格も以前の交換バッテリーや外付けバッテリーと違ってかなり値頃。これなら予備に持っていても良いかなぁ、なんて思われる方も多いのではないでしょうか?
以上、VAIO Pro 11 の徹底レビューをお届けしました。
モバイルもここまで来たか!?VAIO Pro 11 に実際さわってみてそう思いました。
薄い軽いは技術的に頑張れば出来そうですが、操作性の良さもその中に加えるのはなかなか大変だったのでは?と。
映像もキレイだし、音もパワフル。スタミナ性能にも優れています。
モバイルでちゃんと使えるのが欲しいというそんな声にもきっと応えてくれるでしょう。
ちなみにより、ハイスペック、ハイスピードを求めるなら「VAIO Pro 13 ソニーストアカスタマイズモデル」がオススメです。VAIO Pro 11はいかに軽量でコンパクト。かつ操作性の良さを重視したモデルだと思いますでの、同じProという名前をもつけどPro 11とPro 13は別モノ。そう考えてもよさそうです。
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