手書き感覚でペン入力、気軽にタッチ操作。タイピングも快適なスライダーハイブリッドPC VAIO Duo 13 のレビューをお届けします。
あるときはタブレット。また、あるときはキーボードスタイルでノートパソコンのような使い勝手。シーンに応じて変身出来るVAIO Duo 13は、使い勝手の良い便利なパソコンです。
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VAIO Duo 13 進化したDuo 大画面になってもコンパクト!
VAIO Duo 13はノートパソコンのように机やひざなど、置く場所を必要としないうえ構造上ガバっと開くってこともありません。タブレットスタイルなら混雑した場所でもカバンから取り出してすぐに作業を開始することが出来ます。
また、本気で文字入力をしたい時、デスクで作業をしたい時などはワンアクションでキーボードスタイルに変身させればOK。入力しやすいフルサイズキーボードが出現します。
あるときはタブレット、あるときはキーボードと、この感覚はまさにハイブリッド。シーンを問わずにいつでもパソコンが使える便利さは、VAIOの中でも No1と言えるでしょう。
大幅なインチアップも本体の大きさはVAIO Duo 11 と変らずという事実
VAIO Duo と言えば、先に発売された VAIO Duo 11 は今でも注目されるヒットモデル。
タブレットスタイルとキーボードスタイル、ワンアクションで変身出来るそのギミックは、VAIO Duo 11が築き上げたもので、シーンを問わずに使える便利さは今だ根強い人気の理由となっています。
そのVAIO Duo 11 のディスプレイを大きくしたのが、今回紹介するVAIO Duo 13 。
名前だけ聞くと「なんだ画面が大きくなっただけか?」と思われてしまうかも知れませんが、そこには2世代目と言うべきか、驚くべき「進化」があったのです!
13.3型ディスプレイを搭載する VAIO Duo 13 ですが、なんと大幅なインチアップがあったのにも関わらず、VAIO Duo 11 と本体の大きさ・重さがほとんど変らないという事実がありました。
液晶サイズ | 幅 | 奥行き | 厚み | 質量 | |
VAIO Duo 11 | 11.6インチ | 320mm | 199mm | 17.85mm | 1.305kg |
VAIO Duo 13 | 13.3インチ | 330mm | 210mm | 19.50mm | 1.325kg |
VAIO Duo 11 よりVAIO Duo 13は僅か1センチ程度大きいだけ、しかも質量差も僅か20g。
パソコンの進化ってスゴイもので、VAIO Duo 11があったからVAIO Duo 13が出来た。ということにもなるかも知れませんが、これにはDuo 11 ユーザーの私も降参です。
いきなり比較記事を書いてしまうのも、何だかなぁの感じがするのですが2つのDuoで悩まれる方にとってはこれは知りたい情報なのではないでしょうか?
ちなみにVAIO Duo 13とVAIO Duo 11 は共にフルHDの解像度で同じなのですが、13.3型になることによってWindowsアプリ表示が広々となっています。
Duo 11の3列にたいしてDuo 13は5列表示、目的のアプリを探すまでの道のりは圧倒的にDuo 13が便利そうです。
ペン操作がより便利に!本体に装着して外せばアプリも起動!
大幅なインチアップがあって進化を遂げたVAIO Duo 13 はヒンジの部分もスッキリ。洗練されてスタイリッシュになりました。
端子類は背面に移動し、デジタイザーペンを立てたり本体に装着出来るギミックも用意。ペンでの操作がますます便利になってきたようです。
ちなみにペンを本体から取り外すアクションにアプリも連動、登録したアプリが自動で起動する「Pen wake」なるものが用意されました。
これならアイデアが浮かんでもすぐにメモすることが出来ますね、購入後はお気に入りのアプリを登録して、思いついたらすぐに書き留めてしまいましょう。
付属のデジタイザーペンの使い心地と使い勝手は便利そのもの、思った通りにスイスイ書けますよ。13.3型ディスプレイでペンを使える領域も広く、絵を描かれる方にもピッタリな1台になるのではないでしょうか?
それにペンそのものも大きくなって握りやすく持ちやすくなりました!テーブルの上に置いてもころがりにくいデザインとなっています。
フルサイズのキーボード&タッチパッドで操作アップ!
ノートパソコンのように使いたいときは、キーボードモードが便利。VAIO Duo 13 にはタイピングしやすいフルサイズのキーボード、そしてタッチパッドも用意されました。
パームレスト部分にはアルミ素材を採用しているので質感も良い感じ。
パームレストがとても薄く手首を置いたとき段差が少ないため、長い時間タイピングしていても疲れにくくなっているのポイント。
クラムシェル型と呼ばれるタッチ対応ノートパソコンと違って、キーボードモードの状況で画面にタッチしてもユラユラせずに安定した操作が出来るのも、このVAIO Duo 13ならではです。
本体内に収納出来る「ペン立て」はまさにペン立て。これで、いつでもペンが使えます。
ちなみに、CPUの能力を最大限に発揮したいときもキーボードモードがオススメです。
実はVAIO Duo 13のタブレットモードとキーボードモード、それぞれのモードによってCPUの制御そのものが異なります。
タブレットモード時は静音重視、CPUに負荷をかからないよう制御するのでその結果ファンがまわりにくい設定に。
その逆でキーボードモード使用時は、上の写真を見てわかるとおりファンの通気口がオープンになるため、CPUの能力がフルに発揮するようになっています。
ホント、VAIO Duo 13 はギミックだらけ。面白いパソコンです!
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色鮮やかで高精細、フルHD・IPS・トリルミナス
ディスプレイには、Duoでは初となる「トリルミナス」ディスプレイを採用しました。
ぱっと見ただけでもハッキリわかる鮮明なディスプレイは、ISP方式で視野角にも不満なし。オプティコントラストパネルの採用で高コントラストなところにも注目です。
ペンで絵を描くことも、写真を見ることもこのディスプレイで一層楽しくなりそうです。
ディスプレイパネルには傷に強いものを採用しており、カギでディスプレイをひっかく「品質テスト」の実験も行われています。その様子はぜひ動画でご覧ください。
また、ソニーのテレビ・BRAVIAにも採用されているX-RealityがVAIO Duo 13にも採用されました。動画を高画質で楽しむための技術は、低いビットレートのビデオ視聴にも有効。この機能は動画見る人にはかなりの優れものと感じることでしょう。
それに音が良いのもVAIO Duo 13 の特長。VAIO Duo 11 同様にコダワリのスピーカーを採用しています。映像はキレイなのに音は・・・ね。なんてガッカリすることもないでしょう。
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驚異のスタミナ!約18時間のスタミナ性能!
スタミナ豊富なのもVAIO Duo 13 の魅力。これが本当にスゴイんです!!
バッテリーライフはなんと約18時間!ACアダプター接続時と同じくらいのパフォーマンスで使っておおよそ半分くらいと見積もっても9時間は使えるでしょうか?
すごいスタミナ性能を誇っています。
ちなみに、VAIO Duo 13 に拡張用の外付けバッテリーは設定されておらず、本体内蔵バッテリーだけの設定となっております。
また、スリープからの復帰も「0.3秒」とかなり速いのも魅力。
スタミナも十分でありながらスリープからの復帰も速い。この感覚はまさにタブレットかも!
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VAIO Duo 13 購入するなら、オーナーメードモデルがおすすめ!
予算に合わせてパーツをカスタマイズして購入することが出来るオーナーメードモデル、もちろん VAIO Duo 13 でもこの購入方法がオススメ!
中でもVAIO Duo 13 のみに設定されている CPUに注目してください!
店頭モデルだとCore i5 しか選べない「CPU」もオーナーメードモデルならグラフィックス性能の高い「Core i7-4650U (Intel HD Graphics 5000内蔵)」を選択し購入することも可能です。ちなみに Core i7-4650U が選べるのは2013年夏モデルとして発表されたVAIOのなかでも VAIO Duo 13 のみ!
より快適で高性能な VAIO Duo 13 にしたいのなら、Core i7-4650U のパーツ選択は絶対にオススメ。また、VAIO Duo 11 でも好評だった液晶保護シート貼付けサービス、今回もカスタマイズ出来るようになっています。
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- VAIO Duo 13 オーナーメードモデルをチェック!
必読!!!「VAIO Duo 13 は エントリー方式を採用!」
かなりのヒットモデルになりそうなVAIO Duo13、ソニーストアでは「エントリー」制を導入することになったようです。
Q エントリーとは?・・・知らない方はぜひお読みください。
- 人気が集中しそうな商品の販売開始時のおける「アクセス集中」を避けるための策。
- 期間中に登録をすることにより、一般販売開始日より「早く購入することが可能。」
- ただし過去ソニーストアを利用した方で、かつ実績の多い(STAR持ち)方をより優先。
- とは言え、エントリーさえしておけば、しなかった人よりも早く購入が可能になります。
- エントリーしていても、必ず購入の義務はありません、整理券のようなもの。
- 買えなくなったとしても、放置すれば自動キャンセルとなります。
Q 手順は?
- 下のリンク先で、6月17日17時までの期間中に登録
- 6月20日AM10時以降、注文出来るタイミングでメールが届きます。
※2013年6月10日現在の予定です。
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- VAIO Duo 13 のエントリー 登録をする
VAIO Duo 13 が1日でも早く欲しい!
そんな方は期間中に「絶対」登録をしておきましょう!買うか買わないか迷っている方も、エントリー登録だけは済ませておきましょう。
発売開始間近になったら、やっぱり欲しかった・・・なんてこと「よくある話」。
しかし、エントリーしておかなかったら、みんな買っているのに自分だけ買えなかったり、エントリーされた方より後の注文となってしまうので、結果的に手元に届くのも遅くなる。と言うわけです。
しつこいようですが、Duo 13が気になった方は「絶対」登録しておきましょうね!登録なんてあっというまに終わります!
VAIO Duo 13「エントリーとは?」 登録・手順 まとめてみました。 - ソニーショップさとうち
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限定モデル red edition も用意!
ソニーストアではオーナーメードモデルと同様、ソニーストアでの販路限定モデル「red edition・レッドエディション」を用意しました!
レッドエディション・・・読んで字のごとくなのですが「赤」を身にまとった特別塗色を採用しました。
実はこの「赤」塗装技術がスゴイのです。
職人さんたちによる重ね塗り塗装に加え、最終的な磨きの部分までも手作業です。コダワリの詰まったプレミアモデルが欲しい方は「レッドエディション」にも注目してください!
VAIO red edition(レッド エディション)がラインアップ!コダワリの職人塗装が美しい! - ソニーショップさとうち
なお、VAIO Duo 13 レッドエディションでは購入者限定特典として「PORTERとのコラボレーションケース」を購入出来る権利が発生します。
なんともたいそうな感じもしますが、このケースはかなりなレアアイテム。本革とスウェードで出来ていて、こちらも相当コダワリの強い内容となっています。
VAIO Duo 13 のレッドエディションを検討中の方はぜひ、このケースにも注目です。
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- VAIO Pro 13 red edition をチェック!
VAIO Duo 13 細かく徹底チェック!
ここからは、VAIO Duo 13 の端子類等をチェックしていきましょう。
VAIO Duo 13 の端子類は範囲側に集中しているのがポイントです。
DC-INを初め、ヘッドセット対応ヘッドホン出力、USB3.0ポート×2、メモリーカードスロットが背面側に用意されていて、決まったデスクで使用するなら、配線等はスッキリするかも。
ただメモリードスロットは、キーボードモードでは使いづらそう。もちろんタブレットモードで使用する場合は、上に来るので使い勝手は悪いことはなさそうですが。
続いて背面側。
タブレットやスマフォ感覚でカメラ撮りが出来るカメラが用意されました。
夜間撮影でもキレイに撮れるこのカメラで撮影すれば、その場でペン加工、書類の作成、クラウドへのアップロード、メールへの添付などが出来ちゃいますね。
ビジネスシーンでカメラやパソコンを使う人ほど、この一連の流れがこの1台で出来てしまう便利さはありがたいと思われるのではないでしょうか?
VAIO Duo 13 って、どちらかと言えばクリエイティブなツールにも見えてしまいますが、ビジネスシーンでも十分・・・というか、ふつうのノートPCよりも心強いパートナーになるのではないでしょうか?
タブレットモードが良い例えなのですが、ノートパソコンを広げれないような立った状況の中でも、タブレットみたくサッと取り出してすぐにチェック出来ます。
むしろビジネス向きとも思えたりします。
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- 端子類・デザイン、チェックするならこちら!「VAIO Duo フォトギャラリー」
用途にあったサポートをしてくれるアクセサリーの紹介
VAIO Duo 13 をより便利に。用途にあったアクセサリーを紹介しましょう。
まずは、本体側に用意されていないD-sub15pin・アナログディスプレイ出力端子の代わりになるHDMI-VGA変換アダプターから。
プレゼン先のプロジェクターやモニターがアナログディスプレイってこと、まだまだあるんですよね。そんな時に持っておきたいのが「VAIO専用・VGA変換アダプターVGP-DA15」です。
まさにビジネスマン、御用達アクセサリーってところでしょう。
営業先、出掛ける時は、忘れずに。なのです。
ビジネスシーンで活躍!VAIO専用・HDMI-VGA変換アダプター『VGP-DA15』 - ソニーショップさとうち
次に紹介したいのが、ACアダプターに取り付けることによってワイヤレスルーター代わりになる「ワイヤレスルーター・VGP-WAR100」です。
このアクセサリーはVAIO Duo 13 にないネットワーク端子を補うものです。
ホテルなどの宿泊先の多くは、まだワイヤレスネットワークの環境が整ってなかったりするものです。その際重宝するアクセサリーと言えそうですね。
お泊まりで、Duo13する時、忘れずに。なのです。
続いては、定番とも言える本体を包み込む「ケース・VGP-CK2」を紹介します。
すべりにくい素材で持ち運びの時も安心。デジタイザーペンにも配慮したVAIO Duo 13専用のケースです。
本体に触れるケースの内側は、傷がつきにくいよう配慮された素材で、芯材も使われているので、型崩れしにくいのも特長。VAIO Duo 13 と同時購入したいアクセサリーNo1ではないでしょうか?
以上、VAIO Duo 13 の徹底レビューをお届けしました。
2013年モデルとして発表されたVAIO Duo 13。VAIO Duo 11 とは、ディスプレイサイズの違いはあるものの、さすが同シリーズ2世代目となるだけあって、いろんな面で「進化」が見られました。
VAIO Duo 11 は革新的なモデルでしたが、実際に使っていくと「ココがこうだったらなぁ」って、ないものねだり的に理想に思うところがありました。
その理想を全て叶えてくれた・・・とは、大げさ過ぎるかも知れませんが、VAIO Duo 13 はかなり理想的。いやそれ以上に進化したモデルだと思います。
本体にペンが装着出来るだけでも、現VAIO Duo 11 ユーザーとしては羨ましくも思ったりするのですが。
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