2013年夏モデルとして登場 VAIO Pro 11 と VAIO Pro 13 に特別な塗装を施した”red edition(レッドエディション)”が登場!
美しい赤を身にまとったVAIO Pro は、まるでオーラを放っているようでした!
今回はプレミアム感たっぷりな特別なVAIO Pro 11・13「red edition」のフォトレビューとともに、通常モデルとの価格差なども徹底調査。
VAIO Pro 11・13 が気になる方必見の内容でお届けします。
- SONY VAIO
- VAIO red edition 公式サイト
VAIO Pro 11・Pro 13 red edition フォトレビュー
WEBサイトなどですでに紹介されている red edition 。
しかし写真の点数が少ないので、追加のお金を出してまで購入するべきか?または自分の好みの色なのか?判断が難しいところではないでしょうか?
また、ソニー公式のWEBサイトで紹介されているイメージでは、どこか「メタリックな赤」の印象を受ける red edition。でも、実機は少し違うようにも感じられました。
その辺りも踏まえて実際に撮影してきた写真と、店員なりの言葉を交えてお伝えしていきます。
光の当たり具合で変化!メタリックな赤からツヤツヤの赤まで表情は豊か!
まずは下の2枚の写真をご覧ください。
型名は違えども、どちらも同じVAIO Pro red edition 。でも、どうやらこの”赤”は光りの当たり具合や見る角度、壁などの反射光などによって表情が変化するようです。
その理由、どうやら塗装工程にありました。
例えば天面を塗装する場合、第一層にピンク、第二層にピンクシルバー、第三層でもっとも印象を与えるレッドといった具合に重ね塗り、第四層にUVコーティングが行われ最後は研磨。と、いうコストカットな現代では珍しいほど手間のかかる工程となっています。
しかも、これらは全て職人さんの手作業によるもの。
単色ではない多層塗装、機械に頼らない手作業だから、これほど表情豊かな仕上がりになるんですね!納得です。
光の当たり具合によって変化するのは、表面上の反射具合だけではなく、時には真紅・時にはピンクっぽく見えるのも、この塗装行程があるからこそ。
つやつやの表面は機械に頼った塗装だけでは絶対出来ない職人さんの手磨きがあってこそだと思いました。
パームレスト部分にはアルミが採用されているのですが、天面とパームレストの色差の違和感も出ないよう調色されているとも聞いています。
その甲斐もあって一体感のある赤になっています。
私は特に赤好き。ではないのですが、この赤は本当に美しいと思いました。
人の手による塗装に研磨は職人さんのイイモノを提供する、そんなプライドも感じられますし、経年劣化で色あせにくいようUVコーティングで保護されているところも気に入りました。
このプレミアムな感じは持っているだけで幸せになりそうですね。
毎日使うものなだけに、より愛着がわきそうです。
それにしても実機とサイトのイメージ、個人的にはかなり質感の差があるような気がします。
実機を見て感じた、このツヤツヤ表面はまるで自動車をワックスやコーティングをした直後のようです。そんな印象を受けました。
- SONY VAIO
- VAIO red edition 公式サイト
VAIO Pro red edition の実質価格調査
VAIO Pro のred edition イイじゃないのよ!買おうかな?と思って購入サイトに見に行くと・・・
結構高い!!(高価)そんな印象を受けた方も多いのではないでしょうか?
もちろんこれには理由があって、red edition もパーツをカスタマイズ出来るオーナーメードモデルと言えども、すでに最低構成そのものがある程度スペックアップされたものになっているという事実があったのです。
このパートでは、red Editon の実質価格調査ということで、通常のオーナーメードモデルと同じ構成にした場合の本当の価格差を調査したいと思います。
※2013年6月13日現在の価格に基づいて記事化しています。
VAIO Pro 11 red edition 実質価格調査
それでは、ソニーストアの価格シミュレーションをしながら調査していきましょう。
通常モデル(ベーススペック) | red edition(ベーススペック) | |
タッチパネル | なし | あり |
CPU | Core i5-4200U(1.60GHz) | Core i5-4200U(1.60GHz) |
メモリー | 4GB(4GB×1) | 4GB(4GB×1) |
SSD | SSD 約128GB | SSD 約256G |
価格 | 128,800円 | 185,000円 |
表でも見てわかるとおり、通常モデルは「タッチなし」「SSD128GB」がベーススペックで、red edition とは異なるところ。この時点での価格差は、56,200円と随分差があるなぁと思えます。では同じようにカスタマイズをしてみましょう。
通常モデル(+追加パーツ) | red edition | |
タッチパネル | あり ※+10,000円 | あり |
CPU | Core i5-4200U(1.60GHz) | Core i5-4200U(1.60GHz) |
メモリー | 4GB(4GB×1) | 4GB(4GB×1) |
SSD | SSD 約256GB ※+15,000円 | SSD 約256G |
価格 | 153,800円 | 185,000円 |
実質差 | 31,200円 |
その結果、価格差は31,200円となりました!
この価格差をどう判断するかは個人の見解に任せるしかありませんが、天面・底面・パームレストと、手作業による特別塗装と考えると・・・
そう言えば自動車の特別塗装も、このくらいのオプション価格設定ですよね。同じように考えるのは変な話かもしませんが。
VAIO Pro 13 red edition 実質価格調査
引き続き VAIO Pro 13 red edition の実質価格調査です。
通常モデル(ベーススペック) | red edition(ベーススペック) | |
タッチパネル | なし | あり |
CPU | Core i5-4200U(1.60GHz) | Core i5-4200U(1.60GHz) |
メモリー | 4GB(4GB×1) | 8GB(8GB×1) |
SSD | SSD 約128GB | ハイスピードSSD 約256GB |
価格 | 138,800円 | 204,000円 |
こちらはかなりの価格差・・・と思ったら、red edition は、ほとんどの項目でアップグレードされたものが搭載されていました。
通常モデルは「メモリー4GB」「SSD128GB」「タッチパネルなし」がベーススペックで red edition とは異なるところ。この時点での価格差は、65,200円となっていました。
では同じようにカスタマイズをしてみましょう。
通常モデル(+追加パーツ) | red edition | |
タッチパネル | あり ※+10,000円 | あり |
CPU | Core i5-4200U(1.60GHz) | Core i5-4200U(1.60GHz) |
メモリー | 8GB(4GB×1)※+9,000円 | 4GB(4GB×1) |
SSD | ハイスピードSSD 約256GB ※+15,000円 | ハイスピードSSD 約256GB |
価格 | 172,800円 | 204,000円 |
実質差 | 31,200円 |
こちらも、VAIO Pro 11 同様、実質差は31,200円でした!
なんとなくVAIO Pro 13 の方が高価に感じたのは、アップグレードしたパーツが多かったのと、20万円オーバーというパっと見の印象があったからかも。
でも、Pro 11 も Pro 13 も同じだった。と言うわけなのですね。
以上、VAIO Pro 11・VAIO Pro 13 のフォトレビュー&実質の価格調査でした。
正直なところ書きますと、red edition が「気になる方は購入された方が良い」でしょう。
これだけのこだわりを持った塗装仕上げのパソコンってなかなか無い。価格に見合っている内容だと思います。それと妥協して「好みでもないものを買う方がキツイ」のでは?と思ったりしました。
VAIO Pro は決してやすい買い物ではありません。妥協しない方が後悔は残らないでしょう。
red editon の購入でお悩みの方の参考になれば幸いです。
VAIO Pro 11 徹底レビュー - ソニーショップさとうち
VAIO Pro 13 徹底レビュー - ソニーショップさとうち
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