今回は VAIO Fit 14Eの購入を検討されている方へのアドバイス記事をお届けします。
題して「目的・予算に合わせた”失敗しない”パーツ選び」。
ソニーの直販サイトにてWEB限定で販売されている VAIO Fit 14E はお手頃な価格設定で用意されています。しかも、様々なパーツからカスタマイズ出来るところもたいへん魅力的。
しかし、カスタマイズPCはある程度の知識を要求するところもあり、特にターゲット層であるパソコン入門者の方には、価格とは逆に敷居が高くなっているのではないでしょうか?
今回の記事では、目的に合わせたカスタマイズで、予算を松・竹・梅の三段階に絞って「店員がカスタマイズ」したものを紹介します。
ぜひ参考になさってください。
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
- VAIO Fit 14E 最新の販売価格・製品情報
失敗しない購入を VAIO Fit 14E 予算・目的に合わせた松・竹・梅
最初に大切なご案内があります。
今回の記事内で紹介する価格等は、2013年8月21日現在のものとなっています。キャンペーン等で価格の変動もありますので、最新の価格については各リンク先をご覧になってください。
最安価格のスペックがオススメ出来ない理由
2013年8月21日現在のVAIO Fit 14Eの販売価格は「47,800円」。
A4サイズでDVDドライブが搭載されたオールインワンパソコンに、ソニーというブランドを考えると、かなりお買いどくに思えるのではないでしょうか?
しかし、この価格はベース価格とも呼ばれる「最安価格」。
それなだけにスペックはそれなりに低いものとなっています。
VAIO Fit 14E | ||
プロセッサー | Celeron1007U(1.50GHz) | ベース |
メモリー | 2GB | ベース |
ストレージ | HDD 約500GB | ベース |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ベース |
ディスプレイ | 1366×768ドット | ベース |
タッチパネル | タッチパネルなし | ベース |
2013年8月21日現在の価格 | 47,800円 |
※表は主要なパーツのみをピックアップしています。
中でもかなり気になるのが、メモリー2GB。
Windows8を快適に動かそうと思ったら、メモリーはやはり4GBは欲しいところ。逆にそれほど負荷のかかる作業をパソコンに求めないなら4GBあれば十分とも言えるほどです。
価格だけをみると思わず飛びついてしまいそうですが、価格が安いのにはそれなりの理由があるのです。
”梅コース” VAIO Fit 14E ネットやメールくらいならこれで十分
基本的にはインターネットやメール、年に1度の年賀状状くらいしかいしないよ。という方にはこれから紹介する「梅コース」で十分でしょう。
VAIO Fit 14E | 変更 | ||
プロセッサー | Celeron1007U(1.50GHz) | ベース | |
メモリー | 4GB | +1,000円 | 〇 |
ストレージ | HDD 約500GB | ベース | |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ベース | |
ディスプレイ | 1366×768ドット | ベース | |
タッチパネル | タッチパネルなし | ベース | |
2013年8月21日現在の価格 | 48,800円 (基 47,800円+1,000円) |
メモリーを2GBから4GBに変更しただけのお手軽グレードアップ。
グレードアップ価格はお手軽ですが効果は十分です。
”竹コース” VAIO Fit 14E 快適に価格を抑えたバランス系
お仕事などでも使いたいから快適なものが欲しい。けど価格も抑えたい。そんな方にはこの竹コースはいかがでしょうか?
VAIO Fit 14E | 変更 | ||
プロセッサー | Core i5-3337U(1.80GHz) | +15,000円 | 〇 |
メモリー | 4GB | +1,000円 | 〇 |
ストレージ | HDD 約500GB | ベース | |
ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | ベース | |
ディスプレイ | 1600×900ドット | +2,000円 | 〇 |
タッチパネル | タッチパネルなし | ベース | |
2013年8月21日現在の価格 | 65,800円 (基 47,800円+18,000円) |
パソコンの頭脳とも呼ばれるプロセッサーをグレードアップ。ターボブーストテクノロジーを搭載したCore i5で格段にレスポンスが向上します。
また、ディスプレイも1600×900ドットにすることにより表示も広々。1画面での情報量も大幅にアップ。その結果、作業の効率もアップするので、お仕事などの効率もあがりますよ。
グレードアップした価格は65,800円。ベーススペックから+18,000円。これだけグレードアップさせたら、かなり快適です。
ちなみにプロセッサーに関してはソニーのサイトでイラスト入りで紹介されています。
Core i3・i5・i7 なにが違うの?というかたは是非参考になさってください。
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
- Core i5、Core i7プロセッサーでサクサク快適パソコンライフ!
”松コース” VAIO Fit 14E 10万円以下でハイパフォーマンスモデルを。
購入するからにはバリバリ使い倒したい。購入してから後悔なんてしたくない。そんな方には松コースがオススメです。
VAIO Fit 14E | 変更 | ||
プロセッサー | Core i7-3537U(2GHz) | +25,000円 | 〇 |
メモリー | 8GB | +9,000円 | 〇 |
ストレージ | HDD 約500GB | ベース | |
ドライブ | BD、DVDスーパーマルチドライブ機能付 | +6,000円 | 〇 |
ディスプレイ | 1600×900ドット | +2,000円 | 〇 |
タッチパネル | タッチパネルあり | +7,000円 | 〇 |
2013年8月21日現在の価格 | 96,800円 (基 47,800円+49,000円) |
表をみてもわかるとおり”ほぼ全載せ”のVAIO Fit 14Eとなり、かなり強力な仕様になりました。
Windows8の醍醐味でもあるタッチパネルに、写真や動画などのデータを大容量で書き出しが可能なブルーレイドライブまであってまさにフル装備状態。
メモリー8GBにCore i7の組合わせは、負荷のかかる処理や複数のアプリを同時に起動しても効率良く作業出来ることでしょう。
また、これでいて価格が10万円を切っているところも大きなポイント。元々お買い求めやすい価格のVAIO Fit 14Eならでは。とも言えそうですね。
ストレージのHDDだけはベーススペックのままですが、外付けハードディスクにデータだけ保存するという考えも出来ますから、それは使う人次第。そもそも大容量とも言える500GBのままにしています。
今回は VAIO Fit 14Eを購入される方へのアドバイス的な内容でお届けしました。
購入の参考にして頂ければ幸いです。
販売価格については、記事中に書いたとおり2013年8月21現在のものを参考に書いております。最新の価格については、リンク先を参考になさってください。
- ソニーストア (ソニーのweb直販サイト)
- VAIO Fit 14E 最新の販売価格・製品情報
VAIO Fit 14E 徹底レビュー
VAIO Fit 14E は、A4サイズのオールインワンノートパソコン。これからパソコンを始めたい方を始め、家族用のパソコン、学生さんが持つのにも最適です。
当店では、入門者の方向けのレビュー記事やカスタマイズパーツについても詳しく紹介しています。今回の記事を合わせてご覧頂けたら、より深くVAIO Fit 14Eを知ることが出来ますよ。
VAIO Fit 14E 徹底レビュー – カスタマイズ編 - ソニーショップさとうち
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